SMBC信託銀行
株式会社SMBC信託銀行(エスエムビーシーしんたくぎんこう、英語: SMBC Trust Bank Ltd.)は、東京都千代田区丸の内に本社を置く、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)傘下(SMBCグループ)の信託銀行である[2]。三井住友銀行の100%子会社。従来、メガバンクで唯一グループ内に信託部門を持っていなかったSMBCグループにおける信託銀行として、2013年に発足した。 SMBC信託銀はSMBCグループであり、三井住友トラストグループ傘下の三井住友信託銀行(SMTB)と直接的な資本関係こそないが、SMBCの前身行(住友銀行とさくら銀行)はそれぞれ信託部門を子会社として持っており、いずれもSMTBの前身行に売却されている(2000年に住友銀行はすみぎん信託銀行株式会社の株式を住友信託銀行に譲渡、2001年にさくら銀行はさくら信託銀行株式会社の株式を中央三井信託銀行に譲渡)。 概要SMBC信託銀は、JPモルガン・チェースグループのケミカル信託銀行株式会社として1986年に設立。その後社名変更によりチェース信託銀行株式会社となり、ソシエテ・ジェネラルによる買収後はエス・ジー・信託銀行株式会社さらにソシエテジェネラル信託銀行株式会社となった。 2013年10月1日、三井住友銀行がソシエテ・ジェネラル傘下のソシエテジェネラル信託銀行の全株式を取得、株式会社SMBC信託銀行として発足した[3][4]。 2014年12月25日、SMBCグループが、シティバンク銀行(シティ銀)のリテールバンク部門の預金2兆4400億円と、32支店及び約1,600人の従業員を400億円程度で取得[5][6]、SMBC信託銀が業務を引き継いだ上で営業を開始すると発表した。 なお、統合は当初予定を繰り延べして2015年11月1日に行われ[7]、SMBC信託銀は新ブランドである「PRESTIA(プレスティア)」を立ち上げ、同部門を承継した[8][9]。 統合発表に併せ、シティ銀が海外で190万台展開するATMでの現金引き出しなど、従来サービスはすべて継続する旨を公表した[10]。また統合に先立ち、2015年4月13日からシティ銀、SMBCの既存顧客に対し、両行のサービス利用時における手数料優遇等を実施した[7][11]。 現在、新たに口座を通常に開設する場合には残高次第で維持手数料が必要。また口座残高が5000円以上でないと出金ができない。 沿革
脚注出典
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia