Dr.スランプ アラレちゃんの映画作品『Dr.スランプ アラレちゃんの映画作品』は、鳥山明の漫画『Dr.スランプ』を原作とするアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』のアニメ映画シリーズ。テレビでレギュラー放送していた1981年から1985年までは毎年公開され、レギュラー放送終了後も1993年3月と7月、1994年3月、4月と公開された。 1981年、1983年から1985年までは「東映まんがまつり」、1993年から1994年は「東映アニメフェア」で公開された。1982年は通常公開だった。 ハロー!不思議島
『Dr.スランプ アラレちゃん ハロー!不思議島』(ドクタースランプ アラレちゃん ハロー!ワンダーアイランド)は、1981年7月18日の「東映まんがまつり」で公開された東映動画(現・東映アニメーション)製作の短編アニメーション映画。テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の劇場版作品第1作。集英社〈ジャンプ・コミックス〉『Dr.スランプ』第3巻に収録の短編作品「ハロー!不思議島」・「ギャースカ大魔王」を原案として製作された。監督はテレビ版のチーフディレクターである岡崎稔で、脚本は本作にて脚本家デビューを果たした井上敏樹[1]。 同時公開は、『101匹わんちゃん大行進』、『太陽戦隊サンバルカン』、『ミッキーマウスとドナルドダック』[注 1]。 ストーリー
声の出演千葉繁、田の中勇、佐藤正治、戸谷公次、中谷ゆみの役名はノンクレジット。
スタッフ
Dr.SLUMP ほよよ! 宇宙大冒険→詳細については「Dr.SLUMP ほよよ! 宇宙大冒険」を参照
ほよよ!世界一周大レース
『Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!世界一周大レース』(ドクタースランプ アレレちゃん ほよよ!せかいいっしゅうだいレース)は、1983年3月13日の「東映まんがまつり」で公開された短編アニメーション映画。テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の劇場版作品第3作。監督・脚本は第1作と同様にそれぞれ岡崎稔と井上敏樹で、原案として雪室俊一がクレジットされている。 同時上映は『バッテンロボ丸 お化け飼う少女』、『科学戦隊ダイナマン』、『まんがイソップ物語』。 1985年1月1日には、フジテレビ元日朝の特番『新春アニメ劇場』で放送された[注 2]。1992年1月2日には、同じフジテレビ朝の特番『Dr.スランプ アラレちゃん '92お正月スペシャル』でも放送された。 ストーリー
スタッフ
キャスト役名はノンクレジット。
ほよよ!ナナバ城の秘宝
『Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!ナナバ城の秘宝』(ドクタースランプ アラレちゃん ほよよ!ナナバじょうのひほう)は、1984年12月22日の「東映まんがまつり」で上映された短編アニメーション映画。テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の劇場版作品第4作。テレビアニメで演出助手を務めていた芝田浩樹の初監督作品で、脚本は島田満と由木義文が担当した。 同時上映は『宇宙刑事シャイダー 追跡!しぎしぎ誘拐団』、『キン肉マン 大暴れ!正義超人』。 1987年1月1日のフジテレビの新春番組『新春アニメ劇場』で放送された。1990年12月31日にも『Dr.スランプアラレちゃん‘92お正月スペシャル』として放送された。 ビスナや魔人などは原作でも登場するキャラクターだが、本作では設定が異なる。ゲストとして出演したビスナ役の小池朝雄は、本作公開から3カ月後に死去したため、声の仕事としては本作が遺作となった[5]。 ストーリー
スタッフ
キャスト
ほよよ!夢の都メカポリス
『Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!夢の都メカポリス』(ドクタースランプ アラレちゃん ほよよ!ゆめのみやこメカポリス)は、1985年7月13日の「東映まんがまつり」で上映された短編アニメーション映画。テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の劇場版作品第5作。監督はレギュラー放送で演出・作画監督などを担当していた芦田豊雄と竹之内和久で、脚本は島田満と照井啓司。レギュラー放送中での最後の映画であり、オリジナルキャストでの最後の映画。 同時上映は『キャプテン翼 ヨーロッパ大決戦』、『キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人』、『電撃戦隊チェンジマン シャトルベース危機一髪!』。 ストーリー
キャスト役名はノンクレジット。
スタッフ
んちゃ!ペンギン村はハレのち晴れ
『Dr.スランプ アラレちゃん んちゃ!ペンギン村はハレのち晴れ』(ドクタースランプ アラレちゃん んちゃ!ペンギンむらはハレのちはれ)は、1993年3月6日の「東映アニメフェア」で上映された短編アニメーション映画。テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の劇場版作品第6作。 同時上映は『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』。 内海賢二、小山茉美以外の声優が一新された、新キャストでの初の映画。監督は貝澤幸男で、キャラクターデザインは前田実と直井正博。テレビアニメ、劇場版と関わってきた前田実は本作で降板し、次作から直井正博のみとなる。 ストーリーは、ジャンプ・コミックス1巻収録の「アラレ誕生」とジャンプ・コミックス4巻収録の「ペンギン村SOS」を再編集したもので、「80年代編」最後の映画である。次作から「帰ってきたアラレちゃん編」となる[10]。 ストーリー
キャスト
スタッフ
んちゃ!ペンギン村より愛をこめて
『Dr.スランプ アラレちゃん んちゃ!ペンギン村より愛をこめて』(ドクタースランプ アラレちゃん んちゃ!ペンギンむらよりあいをこめて)は、1993年7月10日の「東映アニメフェア」で上映された短編アニメーション映画。テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の劇場版作品第7作。 同時上映は『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』、『劇場版 幽☆遊☆白書』。 前作(第6作)までは80年代編[10]を基に制作していたが、本作から『Dr.スランプ』の続編漫画『ちょっとだけかえってきた Dr.SLUMP』を原作とした劇場作品となっている。 本作から、監督はテレビアニメで演出助手を担当していた橋本光夫になる。『Vジャンプ』が企画として参加。前作で、テレビアニメ、劇場作品と関わってきた前田実が降板したため、本作からキャラクターデザイン・作画監督は直井正博のみとなった。 ストーリー
ある日千兵衛は、ヤパイヤ国のジオンレ大臣から生まれてから一度も笑ったことのないプルア姫を笑わせるために、お笑いロボットを作ってほしいと依頼される。「世界一の科学者」とおだてられた千兵衛は、その依頼をあっさり引き受けることになる。 くれぐれも口外しないようにと大臣に言われた千兵衛だったが、勢いあまってみどりに喋り、みどりも内緒と言われたにもかかわらず、うっかりアラレに喋ったことで、アラレによってあっという間にペンギン村中に噂は広まり、村中の人々がヤパイヤ国に訪れる。 そんな噂を聞き付けたマシリトも、千兵衛に負けじとお笑いロボットを作って対抗しようとヤパイヤ国へ乗り込み、千兵衛とマシリトでお笑いロボット対決に出たものの、両者共にくだらないダジャレで姫も笑うことなく、周囲もあまりのくだらなさに落胆する。そこに現れたアラレがプルア姫を笑わせることに成功するが、姫の笑いが周囲を驚愕させる大事件になる。 キャスト
スタッフ
ほよよ!!助けたサメに連れられて…
『Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!!助けたサメに連れられて…』(ドクタースランプ アラレちゃん ほよよ!!たすけたサメにつれられて)は、1994年3月12日の「東映アニメフェア」で上映された短編アニメーション映画。テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の劇場版作品第8作。 同時上映は『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』、『スラムダンク』。 『ちょっとだけかえってきた Dr.SLUMP』を原作とした劇場作品で、集英社〈Vジャンプブックス コミックスシリーズ〉『ちょっとだけかえってきた Dr.SLUMP』第1巻に収録の短編作品「ほよよ!!助けたサメに連れられて…」を原案として製作された。 ストーリー
初夏のある日、潮干狩りにでかけたアラレは沈没船の鎖に絡まった子サメを助け出し、その夜、子サメの親子が則巻家を訪れ、お礼に一家を海底王国へ招待したいと告げる。 アラレたちは大喜びで海底王国へむかうと、海底王国の女王であるマーメイド女王や魚に人魚たちから、美味しいご馳走に素敵なおもてなしをうける。 そんな中、アラレたちは城下に広がる遊園地で、数百年遊び続け老人となった浦島太郎に出会うが、いつものようにアラレたちはパニックを引き起こし、浦島太郎やアラレたちにこっそりついてきたスッパマンも巻き込む。 キャスト
スタッフ
んちゃ!!わくわくハートの夏休み
『Dr.スランプ アラレちゃん んちゃ!!わくわくハートの夏休み』(ドクタースランプ アラレちゃん んちゃ!!わくわくハートのなつやすみ)は、1994年7月9日の「東映アニメフェア」で上映された短編アニメーション映画。テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の劇場版作品第9作。 同時上映は『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』、『スラムダンク 全国制覇だ! 桜木花道』。 『ちょっとだけかえってきた Dr.SLUMP』を原作とした劇場作品。 ストーリー
夏休みのある日、「ゴーストホテル ザ・モンスター」というホテルの“先着20名様、無料ご招待”という宣伝チラシに誘われ、アラレたち則巻一家は旅行に出かけることになったが、同じくチラシを見た空豆一家・マシリト・スッパマンも一緒に訪れることになる。 予約したホテルは山頂にそびえ立つ古城で、今にもお化けが出るような不気味な雰囲気と外観だが、部屋や温泉はとても豪華でアラレたちは大満足し、一行はそれぞれホテル内でのんびりくつろいでいた。 しかししばらくすると一人、また一人と、みんな次々に姿を消していく。ゲームコーナーで遊んでいたタロウとピースケ兄弟はアーケードゲーム機に吸い込まれ、すっかり意気投合してバーでいい気分で飲んでいたマシリトとスッパマンは突然の酒の洪水に流され、ついにはガッちゃんズもお化けたちに誘われ、鏡の中へ吸い込まれる。 アラレたちが訪れたホテルは、実はモンスターたちの巣食う本物のゴーストホテルで、千兵衞たちは全員モンスターたちに捕まり、ついにアラレひとりになる。 スタッフ
キャスト
アラレのびっくりバーン→詳細については「ドクタースランプ § 劇場アニメ」を参照
Dr.マシリト アバレちゃん→詳細については「Dr.スランプ § 特別編」を参照
主題歌
映像ソフト
関連書籍上記の劇場版のアニメコミックシリーズ。レーベルはジャンプコミックスセレクション。著者は週刊少年ジャンプ編集部。
脚注注釈出典
関連項目
外部リンク |
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