テレビ朝日系列土曜夜7時台枠のアニメテレビ朝日系列土曜夜7時台枠のアニメ(テレビあさひけいれつどようよるしちじだいわくのアニメ)は、テレビ朝日系列(ただし一部地域除く)にて過去に土曜19:00 - 19:30および19:30 - 20:00(JST)に放送されていたテレビアニメ作品一覧である。 この枠の移動によって、1997年から3年間(ただし前半枠は1年半のみ)存在した土曜18:00台のアニメも、本項で取り上げる。 なお制作枠の移動によって、1976年から1年間存在した朝日放送制作の日曜19:00のアニメに関しては、 →詳細は「テレビ朝日系列日曜夜7時枠のアニメ」を参照
また、後半枠の中断中に放送されたドラマに関しては、 →詳細は「テレビ朝日土曜7時30分枠の連続ドラマ」を参照
19:00 - 19:30枠腸捻転解消前は海外アニメのみを放送、解消後は長年にわたって在阪局・朝日放送(ABC)制作(ただしネットチェンジ前は毎日放送制作、九州朝日放送は一時期別番組を編成のため遅れネット)の枠であった。1984年に放送した『とんがり帽子のメモル』が途中で日曜8:30枠に移動するものの、そのまま東映動画(現:東映アニメーション)制作の少女向けアニメ[1] 放映枠となり現在まで存続している。1986年の『聖闘士星矢』開始後は東映動画(現:東映アニメーション)・テレビ朝日制作アニメ枠となった(東映枠となるのは『メモル』以来2年ぶり)。その後『美少女戦士セーラームーン』などのヒット作も生まれたが、『キューティーハニーF』がシリーズ途中で土曜18:30枠に移動後、4年半の中断を経て、2002年から金曜19:30枠で『あたしンち』が開始した影響で一時期『クレヨンしんちゃん』がこの時間帯で放映されたのを最後にアニメ作品は途絶えている。 作品リスト
※この間アニメ枠を中断・音楽番組(『東急ゴールデン・ヒットショー』)・クイズ番組(『インスピレーションクイズ』)などを編成。
※この間アニメ枠を中断・ボウリング番組(『ストライクボウル』)・特撮(『ジャンボーグA』)・バラエティ番組(『ちびっこアベック歌合戦』など)などを編成(毎日放送制作。ただし『ストライクボウル』のみNET)。
※この間アニメ枠を中断・バラエティ番組(朝日放送制作『三枝の大マジメ!?結婚ゲーム』)を編成。代替措置として、1976年4月-1977年3月の1年間は日曜19:00枠にアニメを編成していた(詳細)。
※この間アニメ枠を中断・バラエティ番組(『のってシーベンチャー』〜『サウンドメッセージ』)を編成(この間も朝日放送制作)。この間は代替枠は設けず、朝日放送制作のアニメ枠は約1年間中断した。
※この間アニメ枠を中断・バラエティ番組(『あっ!カメラだ』〜『マンガ人間抱腹Z!!』)を編成(この間も朝日放送制作)。
※1997年10月 - 2002年3月までバラエティ枠
19:30 - 20:00枠まだ毎日放送枠だった1964年からは、かつて水曜日や火曜日や月曜日で放送した海外作品『バックス・バニー劇場』の新作や、『おそ松くん』(第1作)を始めとしたギャグアニメを放送。その後、『奥さまは魔女』以降、石森章太郎(のち石ノ森)原作の特撮、『あばれはっちゃく』シリーズといった児童向けドラマが続いていたが、1985年9月に終了後のドラマ枠の不振が続いたことにより、1987年10月に金曜19:30枠と入れ替わる形で約19年ぶりにアニメ枠に変更、『おぼっちゃまくん』『SLAM DUNK』などのヒット作を輩出した。93年秋放送開始の『SLAM DUNK』以降は一部のOPを除きビーイングのアーティストが担当した。だが『セーラームーン』シリーズの終了により『忍ペンまん丸』は3ヶ月で枠変更となる。その5年後の2002年10月から、半年前に枠移動した『しんちゃん』に続ける形で、映画で人気があった『釣りバカ日誌』をアニメ化して再開したが視聴率は伸び悩み、次番組『ボボボーボ・ボーボボ』は1年でローカル枠に移動して事実上終了した[2]。 なお、朝日放送では当時関西ローカルの刑事ドラマ『部長刑事』シリーズを放映していた関係で、『忍ペンまん丸』までは同日夕方に先行ネットの形で放送していた。 広島ホームテレビでは、プロ野球広島東洋カープ主催ゲームの中継をこの時間に放送した際、平日の夕方枠等での遅れネットとなっていた。通常は当枠と20:00枠のドラマが差し替え対象だったが、時折19:00枠から差し替えとなる場合もあった。 作品リスト
※アニメ中断。この間は、公開コメディ『寛美の落語紳士録』、演芸番組『すきっと笑いまショー』『土曜寄席』、クイズ番組『クイズ ホップ・ステップ・ジャンプ』を放送(この間も毎日放送制作)。
※アニメ中断。この間は、児童向けドラマの『奥さまは魔女』(魔女シリーズ)や『第1期仮面ライダーシリーズ』、『秘密戦隊ゴレンジャー』、『あばれはっちゃくシリーズ』などを放送。
※1997年10月 - 2002年9月までバラエティ枠
19:00枠から移動して、かつて存在した枠18:00 - 18:30枠1976年4月、それまでスポーツ番組などを放送していた時間帯に『長浜ロマンロボシリーズ』が開始され1979年1月まで放送。その後は1989年9月まで実写の『スーパー戦隊シリーズ』(『バトルフィーバーJ』 - 『高速戦隊ターボレンジャー』の31話まで、同年10月以降は金曜日17:30枠へ枠移動)を放映していた時間帯であったが、ニュース番組『(検証ドキュメンタリー)ザ・スクープ』が1989年10月から8年間続き、その後19:30枠から『忍ペンまん丸』が枠移動してきたことで再びアニメ放送枠となった。主題歌も19:30枠に引き続き一部のOPを除きビーイングのアーティストが主題歌を担当している。しかし、平均視聴率も移動前の7.8%から6.5%へ下落し、以後の作品も平均視聴率は5%台に留まり、放映期間も半年を越える作品が出ることもなく、同時に生まれた18:30枠より一足早く、わずか1年半でニュース、バラエティ枠へと戻り、以後アニメ作品は途絶えている。 作品リスト
※アニメ中断。1979年2月から1989年9月までスーパー戦隊シリーズ(『バトルフィーバーJ』→『高速戦隊ターボレンジャー』)を放送。1989年10月から1997年9月まで『(検証ドキュメンタリー)ザ・スクープ』を放送。
18:30 - 19:00枠古くからニュース枠であり 、『ザ・スクープ』の後に19時枠から『キューティーハニーF』が枠移動してきたことでアニメ放送枠となったが[4]、平均視聴率も移動前の7.8%から5.9%へ下落し、以後の作品も平均視聴率は5%台に留まり、『神風怪盗ジャンヌ』の放送途中からはフライングスタートの導入などを試みたが、視聴率の好転には至らなかった。最終作となる『マシュランボー』で少年向け、かつアニメオリジナル作品へと変更したものの、5%台を推移してきた平均視聴率は3.5%まで低下し、7か月の放映となり、累計3年でニュース、バラエティ枠へと戻り、以後アニメ作品は途絶えている[5]。 なお、朝日放送では『部長刑事』シリーズを放映した関係で、17:00 - 17:30の先行放送となっていた(ゴルフ中継などがある場合はさらに前倒しされた)。 本枠成立以降、テレビ朝日系列の土曜日のプロ野球中継の放送開始時刻が18:30からに繰り上げられたため、プロ野球中継が編成された場合は放送休止となった。 作品リストいずれも東映アニメーション制作。19:00前半の東映枠が移動してきた形となる。
備考
関連項目
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