和歌山県道159号海南吉備線

一般県道
和歌山県道159号標識
和歌山県道159号 海南吉備線
一般県道 海南吉備線
実延長 17.3 km
起点 海南市藤白【北緯34度8分46.9秒 東経135度12分35.6秒 / 北緯34.146361度 東経135.209889度 / 34.146361; 135.209889 (県道159号起点)
終点 有田郡有田川町大字小島【北緯34度3分58.8秒 東経135度11分32.9秒 / 北緯34.066333度 東経135.192472度 / 34.066333; 135.192472 (県道159号終点)
接続する
主な道路
記法
国道42号
E42 阪和自動車道
都道府県道166号標識
和歌山県道166号興加茂郷停車場線
都道府県道165号標識
和歌山県道165号引尾下津線
国道480号
都道府県道22号標識
和歌山県道22号吉備金屋線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

和歌山県道159号海南吉備線(わかやまけんどう159ごう かいなんきびせん)は、和歌山県海南市から有田郡有田川町に至る一般県道である。

概要

海南市藤白から有田郡有田川町大字小島に至る。

起点付近を除いて、国道42号熊野古道ならびに阪和自動車道よりも東側を通る。このため、起点の場所こそ熊野古道を連想させるものの、熊野古道との重複はほとんどない。全線にかけて狭隘路が多く、地元住民など歩行者の利用が目立つ。海南市側では狭隘路となっている。

路線データ

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

路線状況

起点の藤白神社入口から、約50 mほど旧熊野街道を大阪方面へ進み、狭い道に入って山の麓付近に向かう。車止めのあるJR西日本紀勢本線踏切を過ぎ、藤白神社の鈴木屋敷の横を通って熊野古道(小栗街道・上熊野街道)と交わる。阪和自動車道の下をくぐって少し行くと車道が途切れているので、そのすぐ手前で分岐するあぜ道に入る。そこから峠を越え、加茂川沿いの海南市下津町引尾(加茂川沿い)で和歌山県道166号興加茂郷停車場線と合流するまでの区間は点線県道区間が大半を占める[注釈 1]。峠の北側は路肩崩壊を伴いつつも登山道として機能しているほか、峠より少し南側の区間は基幹農道と重複しているため車が通行できるが、さらに南の区間は代替となる生活道路が近辺に並行しているため、獣道と化した区間がある。

そして、少しの間だけ和歌山県道166号興加茂郷停車場線と重複しながら、川に沿って上った後で分かれ、さらに山を上り百垣内地区を経て、有田川町田角地区に至っている。

その後は川に沿って山を下り、同町田殿において国道480号と合流している。これより先は他の区間とは対照的に道が比較的広い。現道は、国道480号との合流地点から少しだけ重複して有田市方面に向かい、田殿バイパス北詰交差点で国道と分かれた後、阪和自動車道沿いの野田交差点を過ぎた辺りまで、比較的走りやすい2車線道となっている[注釈 2]。その後、1.5車線で南下すると、野田南交差点で2車線道の和歌山県道22号吉備金屋線と交わるが、紛らわしいことに右折ではなく直進である。直進すると1車線の南行き一方通行となり、JR西日本紀勢本線の高架下をくぐった直後に、和歌山県道22号吉備金屋線と信号のない交差点で再び接続している。その三差路の交差点を鋭角に右折し、和歌山県道22号吉備金屋線と短い重複の後、天満川に沿って川を下っていくと、国道42号と接続する終点である。

重複区間

道路施設

橋梁

  • 田殿大橋(有田川、有田郡有田川町)
  • 鳥尾川橋(鳥尾川、有田郡有田川町)

地理

通過する自治体

交差する道路

交差する道路 市町村名 交差する場所
E42 阪和自動車道
国道42号
海南市 藤白 藤白神社入口交差点 / 起点
23 海南IC
和歌山県道166号興加茂郷停車場線 重複区間起点 下津町引尾
和歌山県道165号引尾下津線 重複区間起点
和歌山県道166号興加茂郷停車場線 重複区間終点
下津町引尾
和歌山県道165号引尾下津線 重複区間終点 下津町百垣内
国道480号 重複区間起点 有田郡 有田川町 大字井口 田殿橋北詰交差点
国道480号 重複区間終点 大字大谷 田殿大橋北詰交差点
和歌山県道22号吉備金屋線 重複区間起点 大字明王寺 野田南交差点
和歌山県道22号吉備金屋線 重複区間終点 大字明王寺 明王寺東交差点
国道42号 大字小島 小島交差点 / 終点

交差する鉄道

沿線

脚注

注釈

  1. ^ ほとんどの道路地図やカーナビには掲載されていない一方、伊都郡かつらぎ町にある道の駅紀の川万葉の里に掲示されている周辺地図や、地理院地図には載っている
  2. ^ 旧道は、国道480号と交差するのみで重複せずに直進し、1.5車線になって有田川を渡って二番目の交差点を右折し、南西方向に向かっている。現道との合流地点は、新田殿バイパス南詰交差点付近である。

出典

関連項目

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