岡山県立岡山東商業高等学校
岡山県立岡山東商業高等学校(おかやまけんりつ おかやまひがししょうぎょうこうとうがっこう)は、岡山県岡山市中区東山にある県立の高等学校である。通称は「東商(ひがししょう)」。 概観同校は1898年(明治31年)に岡山県商業学校として創立して以来、岡山県内の商業教育の拠点として120年の歴史を有し、約3万人の卒業生がいる。地域経済の活性化に貢献する高度な職業人の育成を標榜し、現在ではビジネス創造科と情報ビジネス科の2学科を持っている。バレーボール部やソフトボール部ボート部をはじめとして部活動も盛んに行われており、特に野球部は、1965年(昭和40年)の第37回選抜高等学校野球大会で優勝している。 教育の特色ビジネス創造科と情報ビジネス科の2学科を設置している。ビジネス創造科は国公立・私立大学進学を目標とした「アドバンス」、製造・卸売・小売・販売・サービス業就職を目標として商品・流通科目を重点化した「総合ビジネス」、簿記・会計のエキスパートとして日商簿記検定取得や専門学校・経営学部の大学進学を目指す「会計ビジネス」の三類型がある。 2年次からの選択制としている。情報ビジネス科ではWebプログラミングやネットワークの構築等の授業を重点化している。いずれも生徒の多様な進路に対応するカリキュラムが組まれている。また、教育の一環として、模擬会社を設立し生徒に商品提案・企画・販売を担わせる企業実践も行われており、毎年11月頃には「東商デパート」と称するイベントを開催し、各クラスでの店舗経営を実施している[1][2][3]。 平成29年度は11月18日(土)開催。 教育目標「個性の伸長を図り、社会の発展に創造的に寄与できる心身ともに健全で人間性豊かな活力ある人材を育成する。」 沿革年表
校訓「誠実・質素・勤勉」 校歌
トピック生徒の制服のブラウスやワイシャツの袖口には「MDCCCXCVIII」という縫い取りがあるが、これは、創立年の1898をローマ数字であらわしたものである。 基礎データ所在地交通アクセス学校行事日商簿記甲子園部活動野球部硬式野球部は1903年に創部。選手権(夏の甲子園)に11度、選抜(春の甲子園)に8度出場。1965年(昭和40年)の選抜では、向井正剛監督率いる平松政次をエースに全国制覇を達成している。 1991年まで11度、選手権に出場しており、岡山県勢で夏の出場はトップだった。しかし、関西や倉敷商が台頭したことにより、2021年に倉敷商に出場回数で並ばれた。 主な卒業生
脚注
関連項目外部リンク
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