静岡県立浜松商業高等学校
静岡県立浜松商業高等学校(しずおかけんりつ はままつしょうぎょう こうとうがっこう)は静岡県浜松市中央区に所在する公立の商業高等学校。通称「浜商」(はましょう)。 1899年創立と歴史は古く、地元財界などにも多くの人材を輩出している。 運動部、文化部ともに活動は盛ん。硬式野球部、陸上部、吹奏楽部をはじめとして全国でも活躍がみられる。 設置学科沿革
部活動水泳部・陸上部・硬式野球部・軟式野球部が全国大会で優勝している。 不祥事野球部監督謹慎処分2021年12月17日、日本学生野球協会は審査室会議を開き、野球部員への暴力と報告義務違反のあった高岸佳宏監督を12月30日まで2カ月の謹慎、行為の隠蔽があった部長と副部長を2022年4月30日まで6カ月の謹慎とした。 浜松商監督が外部コーチだった5月ごろ、ミーティングで部員1人の態度を注意するため、平手で頬を殴った。さらに県高野連への報告が遅れた。監督ら3人は10月31日から自主謹慎した。山下国浩副校長は「決定を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に努める」とした[1][2]。 剣道部顧問不適切指導2022年4月、剣道部の顧問を務める50代の男性教諭が、練習中に男子生徒を組み伏せる暴力を行い、「不適切だった」と生徒や保護者に謝罪していたことが分かった。静岡県教委は今後、学校の詳細な報告を踏まえて体罰に当たるかなどを判断するとした。 県教委高校教育課によると、教諭は練習中に3年生部員の上に馬乗りになるなどしたという。生徒の保護者から相談を受けた学校が部員らに聞き取りを行うなどして事実関係を確認し、保護者会で「行き過ぎた指導だった」と謝罪した。聞き取りに対し、「恐怖心を感じた」と訴える部員もいた。 教諭は部活動の指導から外れている。西村智子副校長は、「教職員間で共有して、再発防止に努める」とした。[3] 女湯のぞき退学処分2021年6月19日、水泳部の男女数十人が夏の県大会予選のため宿泊していた富士市内の老舗ホテルにおいて、4人の男子部員たちが女湯の覗き見を行い盗撮行為を行ったもの。女風呂では1年生の女子部員4名が入浴中だった。 結果として盗撮した生徒だけでなく、少しでものぞきに加担した生徒、それらの行為を笑って見ていた部員も同罪と扱われ、1学期のおわりに1年生から3年生まで含めた計8人が転学や自主退学を迫られることになった。盗撮を実行した生徒など4人は退学したが、騒動を見ていただけの部員は納得いかず、2学期のはじめに登校したが教室には入れてもらえず、言い分も聞き入れられることなく退学となった。騒動を見ていただけの部員をはじめスマホを上級生に貸した生徒、覗きを試みた生徒、計3名の生徒の保護者は、校長と県を相手に退学取り消しを求める裁判を起こした。退学処分の無効を求めた裁判では「部員1名は、盗撮の様子を笑って見ていたが、盗撮をしたり、のぞきをしたまでは認められない」「校長の判断は裁量権の範囲を逸脱又は濫用したものであり違法である」と主張が認められた。一方で、騒動を見ていただけの部員以外の2名に対しては、実際にのぞきを試みたり、盗撮用に部員にスマホを貸したりした事実を踏まえ、退学処分を「適法」とした。[4] 著名な出身者
著名な教職員・関係者
アクセス
その他脚注
関連項目
外部リンク |
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