日本碍子
日本碍子株式会社(にほんがいし、英: NGK INSULATORS,LTD.[2])は、日本のセラミックスメーカーである。愛知県名古屋市瑞穂区に本社を置く。電力用がいし・セラミックス製造を主力とする。本社ビルは隣接する名古屋市熱田区に所在。森村グループの一員。日経平均株価およびJPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[3][4]。 通称表記は「日本ガイシ」。1986年(昭和61年)より使用している。 概要日本陶器(現・ノリタケ)からがいし製造部門を分割し、1919年(大正8年)設立。NGK[注 2] の商標は自動車用スパークプラグにおいても知られているが、こちらは同じ森村グループの日本特殊陶業(Niterra)の製品に付されている[注 3]。日特陶はかつて同社の一部門であったが、旧森村の一業一社主義により、1936年(昭和11年)に同社から分割され設立し現在に至る。 100万ボルト(1,000 kV)の超高圧送電線用のがいしを世界で唯一製造している企業である。 下水処理プラント等のエンジニアリング部門は以下に記す通り富士電機システムズとの合弁会社(メタウォーター株式会社)に移管、分社化した。 沿革
歴代社長
事業所主な商品エネルギーインフラ事業
セラミックス事業エレクトロニクス事業
プロセステクノロジー事業
日本ガイシ スポーツプラザ2007年(平成19年)3月15日、地域貢献と社名の普及を目的に、名古屋市総合体育館の命名権を名古屋市から取得した。2007年(平成19年)4月1日から5年間の契約で、総称の総合体育館に「日本ガイシ スポーツプラザ」、施設のレインボーホールに「日本ガイシホール」、レインボープール(夏季)・レインボーアイスアリーナ(冬季)に「日本ガイシアリーナ」、サン笠寺に「日本ガイシフォーラム」の愛称を付すこととなった。2017年1月17日に命名権を更新し、2022年3月31日までが期限となっている[10]。 テレビ番組
提供番組
※ その他東海地方のテレビ局やテレビ朝日の深夜バラエティ番組で、ローカルスポンサーとしてつく場合が多い。 CM2007 - 2008年関連会社
代理店上場している代理店としては、明治電機工業等がある。[13] 諸問題税務問題名古屋国税局の税務調査で、2005年3月期から2010年3月期までの5年間に亘り、総額で約160億円の申告漏れを指摘されていたことが、2012年5月になって発覚した。同国税局は、同社が本来申告すべき所得を海外の子会社に移転させたと判断したものだが、同社は「国税局の見解と隔たりがある」として、同国税局に異議申立てを行なっている[14]。 価格カルテルへの関与2015年9月、アメリカで自動車部品の価格カルテルに関与したとして、アメリカ司法省から罰金6,530万ドル(日本円で約78億円)の罰金の支払いを命じられた。これを受け同社は、大島卓社長ら代表取締役の報酬のうち50%を3カ月間返上した[15]。 その他日本ガイシは東京大学、一橋大学、京都大学の法学部学生を対象に奨学金、生活費等の支援を行うとして募集をかけたことがある。しかし、それは学生の少なかった時期に行われていたため、日本ガイシの人事部の意向通りに進まなかった[要出典]。 脚注注釈出典
関連項目
外部リンク |
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