A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち!
『A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち!』(エーアンドジーリクエストアワー あすみかなのキミまち!)は、2017年4月9日から2022年3月26日まで放送された文化放送制作のラジオ番組である。 概要『高田純次 日曜テキトォールノ』の後を受けて新たに開始する日曜昼の生ワイド番組で、文化放送のアニラジ番組枠「文化放送A&Gゾーン」に属する地上波生ワイド番組としては、火 - 金曜未明(月 - 木曜深夜)の『ユニゾン!』、土曜夜の『A&G TRIBAL RADIO エジソン』『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』に続いて4番組目、日曜昼としては初の番組となる[2][3][1]。 文化放送はこれまでも日曜昼枠で『決定!全日本歌謡選抜』『TOYOTA SUPER COUNTDOWN 50』といったリクエスト番組を放送してきており[2]、この番組もその路線を踏襲しながら、アニメソングやゲームソング、声優アーティストによる楽曲をテーマとしたリクエスト番組となる[3]。 また、こうした音楽リクエストを中心にしつつ、日曜日に多く開催される新作ゲームやアニメのイベント会場などにリポーターを派遣し、現地の雰囲気や楽屋の様子などアニメやゲーム業界の「今」を生中継する[3]。 メインパーソナリティには声優の阿澄佳奈を起用。番組コンセプトとして「日曜お昼にぬくもりを感じる楽しい時間」を目指しており、プロデューサーの高橋和也は「阿澄さんは言葉やたたずまいが人を温かい気持ちにさせるパーソナリティをお持ちでかつ実力もあるので、多くのリスナーに愛されると思い出演をお願いした」と起用理由について語っている[3]。これが初めての地上波でのレギュラー生放送番組となる阿澄も「アニラジ枠で、日曜お昼地上波は新しい試みと聞いています。新しいことが、たくさん出てくる番組になりそうで、ワクワクしています。ゼロから育てていくという感じで頑張っていけたら」と抱負を語っている[2]。 この番組のタイトルは阿澄が考えたもので、その由来は「君からのリクエストを待っています」と「君のいる街で待っていて」、あるいは「"キミ"のリクエストを"まち"こがれております」を掛け合わせたものである[4][5]。 リクエストは毎週テーマを決めて募集し、はがきやメール、ファックスだけでなく、TwitterやLINEでも受け付ける[注 1]。放送中はTwitter(ハッシュタグ:#kimimachi)やLINEのON-AIR機能によるリスナーからのリアルタイムの反応も受け付ける。放送された楽曲は放送中にTwitter公式アカウントが楽曲情報をツイートすると共に、番組終了後に楽曲リストをLINE公式アカウントのタイムラインやTwitterのモーメントに掲載[注 2]、Spotifyにもプレイリストとして公開している[注 3]。 番組終了後(日曜13時 - 13時30分)にはニコニコチャンネルに開設されている番組公式チャンネルにおいて、阿澄とその週のアシスタントおよびリポーター(放送回によってはゲストも)によるアフタートーク番組『キミまち!町内会』がニコニコ生放送で生動画配信されていた(非会員は冒頭の数分のみ、有料会員は全編視聴可)ほか、有料会員向けにその週のリポーターが中継内容を振り返ったり自身に関するトークを行う『キミまち!キャラバン通信』が動画配信されていた。 2018年3月8日に発表された第4回アニラジアワードにおいて、BEST CREATIVE RADIO 企画ラジオ賞新人部門を受賞[6]。 2019年の4月第1週からは、放送枠を毎週土曜日の19時 - 21時に移動した[7]。これは、移動前の放送枠に『楽器楽園〜ガキパラ〜 for all music-lovers』[注 4]を収録番組として編成すること[8]や、2018年度まで日本プロ野球シーズン中の土曜日に編成されてきた『文化放送ホームランナイター』のレギュラー放送を終了することに伴う措置で、土曜の19時から翌0時まで「文化放送A&Gゾーン」と位置づける生ワイド番組が3番組5時間、さらに移動当初は土曜18時から翌3時30分(土曜夕方から日曜早朝)までA&Gゾーンの番組が続くことになった[9]。この時間帯移動に合わせる形で出演者の交代やコーナーのリニューアルも行われ、『キミまち町内会』も放送後に収録した物を翌日0時(放送当日深夜)に配信する形式に変更された。 ただし、レギュラー放送としての土曜ナイター中継は終了したものの、日本シリーズ中継などを特別番組として編成する週は、雨傘番組を兼ねる形で超A&G+向けの特別版が配信される。 2022年3月26日を持って番組は終了し、5年間の番組の歴史に終止符が打たれた[10]。19時台の後番組は『カラフルブーケ』(19時 - 19時55分)[11]、『Beautiful Melodies』(19時55分 - 20時)[12]と、いずれも文化放送の新プロジェクトにかかわる番組が開始し、A&Gゾーンからは外れることとなる一方、20時台はA&Gゾーンのまま継続、『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』を開始する[13]。 一方の超!A&G+では、当番組の終了に伴い文化放送の地上波とは異なる編成方針に変更すると発表されたため、2017年4月の番組スタート以来行ってきた同時配信も解消される[注 5]。 出演者パーソナリティ代理パーソナリティ阿澄のイベントや舞台等出演に伴う代理。
アシスタント基本的に青木と中倉(2019年3月まで)・浅川(2019年4月 - 2021年9月、2019年4月のみ変則的なパターンで出演)・小日向(2021年10月以降)が原則隔週交代で出演するが、まれに2人が揃って共演することがある[注 7]。
代理アシスタント本来出演するアシスタントが出演できない際の代理アシスタント。
リポーターキミまち!なびレンジャー2019年4月からのリポーター[16]。以下のうち1人が出演する。
キミまちキャラバン隊2019年3月末までのリポーター。以下のうち2〜3人が出演、2〜3ヶ所より中継する。大規模イベント(ニコニコ超会議、コミックマーケット、ワンダーフェスティバル、Animelo Summer Live、AnimeJapan等)からのレポート、またはフロート番組の編成状況によっては、イベント1ヶ所から2人以上のリポーターが中継を担当することがある。
文化放送ニュース日曜時代に設定されていた。土曜移動後は2019年度上半期終了時点で設定なし。 タイムテーブル2019年4月以降2022年3月終了時点。内包フロート番組が出演者・編成上の都合など何らかの事情で休止の場合はアニソンリクエストの放送枠を拡大する。
2019年3月まで
コーナー基本的に以下のコーナーが入るが、当日の中継やゲストの状況、フロート番組の編成等に合わせてコーナーを変更または休止する場合がある。
過去のコーナー
フロート番組2019年4月以降のフロート番組
以下は『キミまち!』内で放送された、フロート番組復活企画。
2019年3月までのフロート番組
ゲスト・中継先 リスト
2017年(#1 - #37)
2018年(#38 - #87)
2019年(#88 - #138)
2020年(#139 - #189)
2021年(#190 - #240)
2022年
放送・配信時間番組本編
キミまち町内会
特別編成時の対応・事例2017年・2018年度以下の当該日は特別番組放送のため放送休止。なお、超!A&G+でのサイマル配信や放送終了後に配信されている『キミまち!町内会』も同時に休止となる(超!A&G+では別番組のリピート配信を編成して対応[33])。
2019年度以降基本的には『ホームランナイター』が定時の放送を行わないため、通常時はそのまま放送・配信されるが、特別番組としてナイター中継等が放送される場合、上述の対応が取られる。
イベント
公開生放送
その他
関連特番
関連項目
脚注注釈
出典
外部リンク
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