クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』(クレヨンしんちゃん あらしをよぶ!オラとうちゅうのプリンセス)は、2012年4月14日公開の『クレヨンしんちゃん』劇場映画シリーズ第20作目(映画化20周年記念作品)。 概要監督は前作同様増井壮一が担当。上映時間111分で、これはシリーズ最長となる。 第5作『暗黒タマタマ大追跡』以来、野原家の長女ひまわりを探しにいく作品である。また劇場版シリーズで初めて「宇宙」が舞台になった作品でもある[1]。 ひまわりをお世話するヒマワリ星の“イケメンDEイクメン軍団”にココリコ、土田晃之、藤井隆の4名がゲスト声優として参加する。また、フリーアナウンサーの羽鳥慎一がヒマワリ星のアナウンサー、ハトリシンとして参加する。主題歌は渡り廊下走り隊7が担当している(ただしメンバーは全員本作には出演していない)。 この作品以降、よしながみどり役が寺田はるひ(現:七緒はるひ)、野原銀の介役はチョーが担当。 劇中しんのすけが宇宙の空間ゲートに入った時に見た夢に、過去19作品に登場したヒロイン達・総勢17名《桜ミミ子、ルル・ル・ルル、吹雪丸、リング・スノーストーム、トッペマ・マペット、東松山よね、お色気、指宿、後生掛、春日廉、天城(唯一の敵キャラクター)、つばき、ジャクリーン・フィーニー(ジャッキー)、マタ・タミ、ビクトリア(四膳良子)、金有タミコ、スノモノ・レモン[2]》が登場している(ヒロインが存在しない映画4作品からは誰も登場していない)。また、ひろしの夢には「赤ちゃんの名前が決まったゾ」[3]のリメイクされた紙飛行機対決の回想シーンが挿入され、ひまわりが嫁に行くまでの未来のひろし(『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』とは異なる姿)が登場する。 全国330スクリーンで公開され、2012年4月14、15日の初日2日間で興収1億9,531万5,600円、動員17万4,672人となり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第4位となった[4]。最終興業成績は第7作目以来の10億円割れとなった。 ストーリー
ある日のこと、しんのすけは昼食のデザートにとプリンを食べようとしていたが、妹のひまわりが狙っていたので遠ざけつつ追い払う。みさえから「お兄ちゃんなんだからあげなさい。」と言われるもしんのすけはほんの少ししか与えず、ひまわりはしんのすけの目を盗んで残りのプリンを食べてしまう。 しんのすけはその仕返しにと、ひまわりのおやつのたまごボーロを一つも残らず食べてしまうが、みさえに叱られたうえにひろしからも咎められてしまい、怒ったしんのすけは思わず「お兄ちゃんなんてやめてやる! オラ、妹なんかいらない! ひまわりなんかいらないゾ!」と吐き捨て、家を飛び出してしまった。 するとしんのすけの目の前に突然、謎の2人組がやってくる。妹を預かると話す彼らは、ひまわりを渡すことに同意する契約書をしんのすけに渡し、しんのすけがそこにサインをすると、野原一家は上空にいたUFOに連れ去られてしまう。しんのすけたちは、地球の兄弟星“ヒマワリ星”に到着し、そこで宇宙の平和のために、ひまわりがこの星の姫にならなければいけないと知らされる。 果たしてひまわりはヒマワリ星の姫として星に残るのか、それとも野原一家の下で暮らすのか。野原一家の行く末はいかに…。 ヒマワリ星の住人達本作のオリジナルキャラクター。 キャラクターの名前はすべて太陽系の惑星(ウラナスビン以外は曜日を構成する)からとられている。
キャスト
スタッフ
主題歌映像ソフト
テレビ放送
脚注
外部リンククレヨンしんちゃん映画作品 |
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