映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険

映画ドラえもん
のび太の南極カチコチ大冒険
監督 高橋敦史
脚本 高橋敦史
原作 藤子・F・不二雄
出演者 水田わさび
大原めぐみ
かかずゆみ
木村昴
関智一
釘宮理恵
浪川大輔
浅田舞
織田信成
サバンナ
平原綾香
音楽 沢田完
主題歌 平井堅僕の心をつくってよ
制作会社 シンエイ動画
製作会社
配給 東宝
公開 日本の旗 2017年3月4日
上映時間 101分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 44.3億円[1]
前作 映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生
次作 映画ドラえもん のび太の宝島
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(えいがドラえもん のびたのなんきょくカチコチだいぼうけん)は、2017年日本SFコメディアニメ映画藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とした、映画「ドラえもん」シリーズの第37作[2]高橋敦史が監督・脚本を務めた。

あらすじ

10万年前の南極にて、謎の少女カーラと老人ヒャッコイ博士は都市遺跡を探索中に「ブリザーガ」と呼ばれる巨像の骨格を発見する。カーラはその頭部から「リング」を抜き取るが、遺跡を護るタコ型の巨像オクトゴンの襲撃を受けて取り落としてしまう。リングは腕輪のような形に変形しながら水路へ沈んでいった。

10万年後、現代の東京ではドラえもんとのび太が夏の暑さに耐えかねていた。ある日、ドラミから22世紀のロボット占いでドラえもんは「氷難で最悪な一週間になるから氷に近づくな」と忠告される。しかし、占いを信じないドラえもんはその話から南太平洋に浮かぶ巨大な氷山へ遊びに行くことを思いつく。ひみつ道具「氷細工ごて」で氷の遊園地を作ったドラえもん達は、氷山の下層部分で氷漬けになったリングを見つける。調べてみたところ、リングが埋まったのは、人が住んでいるはずもない10万年前の南極だった。

リングの落とし主に会うために氷山の動きを辿り、氷が作られた場所へ南極探検[注 1]に向かったドラえもんたち。激しいブリザードを避けてビバークした場所で「ここほれワイヤー」が氷の下に大きな反応を見つける。さっそく氷底探検車で氷を掘り進むと、広大な地底空間と氷に閉ざされた巨大な都市遺跡が姿を現した。遺跡でひと際大きな塔に入ると氷漬けになっていた謎の生物モフスケを発見、更に何故かドラえもんの姿で氷漬けになっていた石像ヤミテムの襲撃を退けた一同は、その場所の氷が10万年前に出来た事を突き止めると、リングを届けるため「タイムベルト」で10万年前へとタイムスリップする。

氷に閉ざされる以前の遺跡へたどり着いたドラえもん達は、オクトゴンに襲われていたカーラとモフスケに似た姿の生物ユカタンを救出する。カーラにリングを返そうとするのび太だが、石コウモリの襲撃を受けリングと荷物を奪われてしまう。更に氷点下100℃に達する夜が迫っている事を知らされた一同はヒャッコイ博士のシェルターへ避難することになる。カーラたちは自分たちのことをヒョーガヒョーガ星から調査にやってきた異星人と名乗り、遺跡を作ったのも彼らの祖先だと説明する。ヒョーガヒョーガ星人は失われた古代技術を研究することで科学を発展させようとしていたが、惑星開拓用に製造された最強の石像ブリザーガの封印を解いた為にヒョーガヒョーガ星を氷漬けにされてしまった。博士たちは故郷を救うため、ブリザーガを封じる力を持つリングを手に入れようとしていたのだ。

翌朝、石コウモリに取り付けた「トレーサーバッジ」の反応を追って遺跡調査へ向かった一同。遺跡内ではドラえもんの姿に擬態したヤミテムが暗躍し、鈴と四次元ポケットを奪われた本物のドラえもんが偽物と誤解されてしまう。しかし、本物のドラえもんの身を挺した行動とのび太の優しさでヤミテムの陰謀が発覚。怒り狂ったヤミテムを「急速冷灯」で氷漬けにし、奪還した四次元ポケットの中に入っていたリングをカーラに手渡すことに成功する。だが、同じころブリザーガの骨格がリングを外された影響で復活、地球を氷漬けにしようと暴走を始める。タイムベルトを使って10万年後に避難しようとする一同だが、ドラえもんとユカタンが強風に吹き飛ばされて10万年前に取り残されてしまう。

現代に辿り着いたもののタイムベルトの電池が切れ、氷に閉ざされた地底空間で途方に暮れる一同。しかし、ドラえもんはユカタンを氷漬けにして冬眠させることで未来へ予備の電池を送っていた。現代で発見されたモフスケの正体は永い眠りを経て変色したユカタンだったのだ。10万年前へ舞い戻ったのび太達はドラえもんを救出し、ひみつ道具を駆使してブリザーガの動きを止め、リングを頭部に突き刺して再封印することに成功する。リングは塵になって消滅したが、荷物を取り返すため石コウモリの巣を捜索していたジャイアンとスネ夫が無数のリングの残骸を発見する。ブリザーガ封印の希望を得たカーラと博士はドラえもんたちを地上へ送り届け、宇宙へと帰っていった。

冒険を終えた一週間後、ドラえもんとのび太は天体望遠鏡で10万光年彼方にあるヒョーガヒョーガ星の座標を観測する。そこには10万年前の光景、博士の研究が成功し惑星を覆う氷が溶けつつあるヒョーガヒョーガ星の姿が映っていた。

声の出演

ゲストキャラクター

カーラ
- 釘宮理恵
ヒャッコイ博士と共に地球を訪れた赤い髪の少女。自ら率先して遺跡を調査する活発な性格で、ヒャッコイ博士の世話を焼くしっかりものだが、ごちそうを食べられることを知ると大喜びする子供らしい一面も持つ。ブリザーガの身体によじのぼるなど身体能力は極めて高い。凍り付いた故郷のヒョーガヒョーガ星を救うために必要なリングを探す旅に出ており、10万年前の地球を訪れてリングを発見したが、そこでオクトゴンに襲われ、ドラえもん達に助けられたことで行動を共にする。その後、博士からリングを外したせいでブリザーガの封印を解いてしまったことやリングを元の位置に戻さないとならないことを知らされ、当初はヒョーガヒョーガ星を救うか、ブリザーガを封印して地球を救うかで葛藤する。しかし、ドラえもん達を見るうちに地球を氷漬けにしたくないという一心が芽生え、ブリザーガを止める為にリングを使うことを決意、ブリザーガを自らの手で封印した。その後、リングがブリザーガと共に崩壊したため落ち込んだが、博士に励まされ、更にジャイアンとスネ夫が見つけたリングの残骸にヒョーガヒョーガ星を救う見込みがある事を知って喜びを露わにし、のび太達に礼と別れを告げて地球を後にした。
ヒャッコイ博士
声 - 浪川大輔
カーラと共に地球を訪れた科学者の老人。オクトゴンとの戦闘で右足を骨折しており、絶対安静にしているようカーラに言われているが、「サバイバルスーツ」と呼ばれる防寒服を着て、度々内緒で遺跡の調査を行っている。故郷を救うためカーラと共にブリザーガ封印の方法を探しており、長い放浪の末にリングを発見したが、リングを外したせいでブリザーガの骨格を復活させてしまったことを知り、カーラにリングを元に戻すよう促す。ブリザーガ封印後はジャイアンとスネ夫が発見したリングの残骸を研究することでヒョーガヒョーガ星を救う可能性を見出し、ドラえもん達を地上に送ったのち別れを告げて地球を後にした。エピローグで氷が溶けかけたヒョーガヒョーガ星の様子を見たドラえもんは「きっと博士の研究が成功したんだ」と推測している。
パオパオ
声 - 浅田舞織田信成
ゾウに似た2本足の動物。マンモス型で、黄色い個体と緑色の個体が存在する。空は飛べないが、鼻でドラえもんたちを抱えたまま持ち上げたり、素早い脚力で水面や足場を駆け抜けることが出来る。
非常に寿命が長く、氷点下に耐えられる程の丈夫な体を持っていて氷に覆われたまま何万年もの間冬眠し続けることも出来る。中には凍り付いたまま彗星に乗って数百万年もの間、宇宙を旅していた個体が発見された例もある。
モフスケ / ユカタン
声 - 遠藤綾 / 東山奈央
パオパオの一個体。現代の遺跡で氷漬けになった状態で発見され、「(体が)モフモフしているから」という理由でモフスケと名付けられた。解凍された直後からのび太やドラえもんに懐く様子を見せ、電池のようなものが入ったカバンを持っていた。更に10万年前にカーラが連れていた個体ユカタンとは容姿が似ているものの体色や耳の形状が異なるという謎を有した存在として描かれる。後にブリザーガの冷凍ビームを受けたユカタンの耳がモフスケと同じ形状に欠損し、更にドラえもんが未来へタイムベルトの予備電池を送る為にユカタンを凍結・冬眠させたことが明かされ、10万年に及ぶ冬眠の影響で変色したユカタンこそがモフスケの正体だったことが判明した。
オクトゴン
声 - 八木真澄
古代遺跡を守る巨大な石像。壺を被ったタコあるいはイカのような姿をしている。体内から粘着性のある毒液を出す。弱点は大きな音。
カーラがリングを抜いた影響で復活し、彼女がリングを水路に落とした後もなお追いかけ回した。コエカタマリンによる攻撃を受けても平然としていたが、カーラから弱点を聞かされたドラえもんは驚音波発振式害獣撃退器を取り出し、それを使用したジャイアンの歌声で倒された。終盤ではブリザーガの冷凍ビームで凍らされており、凍ったままの姿で一瞬だけ登場した。
ヤミテム
声 - 高橋茂雄 / 水田わさび(ドラえもんの姿・声を真似た際) / 大原めぐみ(のび太の声を真似た際)
オクトゴンと同じく遺跡を守るペンギンの形をした[注 2]石像。ドラえもんの姿に化けたりのび太の声を真似するなどの擬態能力を持ち、ヘルメットを噛み砕くほどの怪力や相手の口を封じる魔法のような力も持つ。ドラえもんたちの動向を観察し、彼らの名前やひみつ道具の扱い方を覚えてジャイアンやスネ夫を欺くほど知略にも長けている。強い悪意を持っており、のび太達の見ていないところで下卑た表情を浮かべたり、怒りを露わにすることもあった。
当初は現代の遺跡にて、ドラえもんに擬態した姿のまま氷漬けになって発見される。ジャイアンに氷ざいくごてで解凍されると後述の経路から正体を現してのび太に襲い掛かるが、ドラえもんが放った急速冷灯により再び凍らされた。当然ドラえもんはこの事態に困惑し、一同は10万年前に何が起きたかを知るべくタイムスリップを敢行することになる。
10万年前の遺跡ではリングを捜索していた一同を監視し、声真似を使って彼らを少しずつ分断していった。石コウモリの巣でドラえもんを襲撃して手足を氷漬けにしたあと、強奪した鈴と四次元ポケットを身に着けてドラえもんに擬態[注 3]、のび太達を騙してエレベーターに乗せ、天井の棘で串刺しにして殺害しようと目論む。助けに来た本物のドラえもんを偽物と誤認させて同士討ちさせようとするが、どっちが本物かを選ぶのに躊躇しつつも本物のドラえもんを庇うのび太に痺れを切らして彼もろともドラえもんを急速冷灯で凍結させようとしたことが仇となり、本物のドラえもんが身を挺してのび太を助けた事で正体がバレてしまい、最後は怒り狂って襲い掛かろうとしたところをカーラが照射した急速冷灯を浴びて凍らされた[注 4]
ブリザーガ
声(カーラの回想シーンの歌声) - 平原綾香
古代ヒョーガヒョーガ星人が作り出した巨大かつ最強の石像。「惑星が凍結すると、反動で生命の爆発的進化が起こる現象」を人為的に発生させるために作られた惑星環境改造装置であり、高度な文明を築き、銀河の果てまで旅をしていた古代ヒョーガヒョーガ星人は宇宙各地にこの石像を遺していた。
口からは惑星をも凍り付かせるほど強力な冷凍ビームを放つことができ、羽を生やすことで飛行することもできる。また、額の穴から「リング」が外された状態であれば、未完成の骨格状態から周囲の冷気を吸収することで自動的に身体を組み上げて起動することもできる。カーラ達の故郷であるヒョーガヒョーガ星では地下深くに封印されていたが、遺跡を調査中に封印が解かれて複数体が暴走し、ヒョーガヒョーガ星全体を氷漬けにしてしまった。地球の古代ヒョーガヒョーガ星人の遺跡にも残骸が多数残されていたが、どれも未完成で活動した痕跡は見当たらなかった。しかし、その中の一体は完成して動き出す直前の状態で封印されており、カーラが骨格から「リング」を外した影響で冷気を吸収し始め、物語終盤で完全復活を遂げた。復活したブリザーガは辺り一面に冷凍ビームを放って遺跡を氷漬けにしていき、ドラえもん達をも氷結させようと暴走。氷細工ごてとふかふかスプレーにより動きを封じられるが、今度は羽を生やし、地上を氷漬けにしようと企む。しかし、とりよせバッグを使ったドラえもんにより大量の水を浴びせられて動きを封じられ、その隙を突いたカーラとのび太にリングをはめ込まれたことで完全に凍結し、最後はスネ夫の蹴りで崩れて消滅した。

設定

リング
本作のキーアイテムとなるオーパーツ。普段は金色の腕輪のような形だが、有事には柄頭にあたる腕輪部分から柄とのような刃が現れて刀剣のような形状へと変形する。
ブリザーガを封印する力を持っており、ヒャッコイ博士は氷漬けにされたヒョーガヒョーガ星を救う希望としてこのリングを捜索していた。
物語の冒頭でカーラが未完成のブリザーガの額から抜き取るが、オクトゴンの襲撃で水路へ落としてしまう。その後10万年の歳月を経て氷河から氷山とともに海上へ流出した。
これをのび太が発見し、落とし主に返そうと提案したことが冒険の発端となる。石コウモリやヤミテムに奪われるなど紆余曲折を経てカーラの手に戻り、最後は暴走したブリザーガを再封印するために使用。塵になって消滅した。
しかし、石コウモリの巣には未完成、あるいは破損したリングの残骸が大量にしまい込まれており、これを回収することでヒョーガヒョーガ星復興の希望が生まれた。
ヒョーガヒョーガ星
地球からちょうど10万光年(銀河系宇宙の直径と同程度)彼方に存在する緑豊かな惑星。原住民のヒョーガヒョーガ星人はヒトと同じ姿を有するが、独自の言語を持つため日本語でのコミュニケーションは不可能。
かつては「石像」と呼ばれるロボットを造り出したり、銀河の果てまで旅できるほど高度な科学技術を有していたが、10万年前の時点では既に技術が失われていた。
古代遺跡を研究することで文明の再興を目指していたが、遺跡からブリザーガを復活させてしまった為に惑星全土を氷漬けにされてしまい、住民たちは母星を捨てて他の星へ避難することになった。
エピローグでは博士の研究が成功し、赤道部分の氷が溶け始めた10万年前のヒョーガヒョーガ星の姿が観測される。
ドラえもん のび太の宇宙開拓史』に登場したコーヤコーヤ星やトカイトカイ星と名称の語感が似ていてパオパオも生息しているものの、向こうは別の遠い小宇宙にあり、系列惑星ではない模様。またコーヤコーヤ星などの住人は低重力環境で地球人に比べ体力が弱いが、ヒョーガヒョーガ星人の体力は地球人と大差ない。
都市
南極の地底に存在していた巨大なジオフロント。かつて古代ヒョーガヒョーガ星人が建造した都市だが、10万年前の時点で既に廃墟と化している。
天井に空が映し出された3時間だけ昼になるが、それ以外の時間は夜となりマイナス100℃を下回る超低温となる。
また、都市の各地ではオクトゴン、ヤミテム、石コウモリのほかにも巨大な鳥や竜、百足のような形をした石像が稼働しており、経年劣化で崩落する部分もあるため非常に危険。
10万年後の現代ではもっとも高い建造物である塔の頂上付近まで完全に氷に覆われており、天井や石像も機能を停止している。
シェルター
ヒャッコイ博士たちが活動拠点とする宇宙船。キャタピラによる地上移動が可能なほか、その名の通りブリザーガの冷気にも耐えうるシェルターにもなる。
石コウモリ
都市で稼働している石像の一種。その名の通りコウモリの形をしており、侵入者を発見すると襲い掛かって光るものや食料を奪い取る。
巣と呼ばれる建造物の中には彼らの拾い集めた宝物が溜め込まれており、その中にはリングの残骸も大量に存在していた。

製作

企画・脚本

藤子プロでは『映画ドラえもん』のアイデアとして以前より南極が上がっており、生前の藤子Fも長編の舞台案として言及していたという[3]。切り口としてはてんとう虫コミックスドラえもん』18巻収録作品「大氷山の小さな家」を用いている[4]

監督には2013年よりテレビシリーズの絵コンテ・演出・脚本・原画を担当していた高橋敦史を起用。高橋は本作で脚本のみならず絵コンテ・演出まで務めた。

脚本会議は藤子プロの人間・シンエイ動画のプロデューサーを交え週1回約半年かけて行い、ストーリーを練る際にはスノーボールアース仮説を取り入れた。藤子Fが貸本屋時代に描いた漫画を参考にしたほか、過去の『ドラえもん』を組み合わせてもいるという[4]。また、元南極越冬隊隊長の三浦英樹に取材を行った[4]

高橋は本作を子供向けに振り切るため、泣きのドラマや親にとってのいいシーンは「湿っぽくやった方が映画らしくなる」としつつも「『ドラえもん』は元々そんなにしっとりした世界ではない」『ドラえもん』ぽくない」とし、外したとも語っている[4]

スタッフ

高橋がスタジオジブリ出身であることに言及したインタビューでは、宮崎駿から影響を受けたものとして「どうやって遅れがちになるスケジュールを具体的に維持していくか、という方法論」[3]、「システムを作るところから作品に入っていく」部分を挙げており、本作ではその一環としてストーリーボード(イメージボード)を制作した[4]。描画はイラストレーターヒョーゴノスケと丹地陽子が共同で手がけ[5]、一部がアレンジされ宣伝ポスターとなっている[6]。イメージボードは脚本に書かれた場面からビジュアルを作っていったが、脚本と同時進行だったために内容の変更で使用されなかった物もあったという[7]。のちに制作で使用されたイメージボードは全て『アニメスタイル 012 2017.12』に収録された。

作画面ではキャラクターデザインが『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』(2013年)より担当してきた丸山宏一に替わり、清水洋が抜擢された。これは監督が替わってもキャラクターデザインが同じ体制では前年の作品と平行して進められないためであり、メインキャラクターも本作用に清水がデザインし直した[4]。高橋はキャラクターの頭身を下げ、作画が大変になりすぎないようベースをシンプルにするよう提案したという[4]

美術にはスタジオワイエスが初登板し、設定を池田祐二、監督を高木佐和子が務めた。また本作より「撮影特殊効果」という役職が新たに設けられ、アニメフィルムの大矢創太が就任した。

また、『のび太の恐竜2006』から担当してきた沢田完が音楽を担当した最後の作品でもある(テレビシリーズの音楽は引き続き担当している)。

原作 藤子・F・不二雄
キャラクターデザイン 清水洋
美術設定 池田祐二
美術監督 高木佐和子
撮影監督 末弘孝史
撮影特殊効果 大矢創太
編集 小島俊彦
録音監督 田中章喜
効果 糸川幸良
音楽 沢田完
監督・脚本 高橋敦史
脚本原案 藤子プロ
脚本協力 角山祥道
与口奈津江
イメージボード 丹地陽子
ヒョーゴノスケ
絵コンテ・演出 高橋敦史
演出助手 志賀翔子
作画監督 清水洋
丸山宏一
山川浩臣
桝田浩史
茂木琢次
作画監督補佐 小林早依子 北山修一
岸野美智  小林麻衣子
松井啓一郎 曽々木安恵
岡野慎吾  鈴木勤
プロップデザイン 鈴木勤
原画 大塚正実  山森英司
山口晋   岸野美智
林千博   小林麻衣子
曽々木安恵 秦洋美
渡部貴喜  宮本佐和子
三輪修   河野悦子
山下晃   千葉ゆみ
石川準   堤舞
北山修一  小澤早依子
藤原巧和  神戸佑太
黒崎知栄実 小美野雅彦
松井啓一郎 岡野慎吾
上田幸一郎 石上ひろ美
田中春香  八木郁乃
河毛雅妃  阿曽仁美
鈴木勤   伊藤秀次

清水洋   山川浩臣
桝田浩史
第二原画 大武正枝  小澤早依子
吉田清美  辻仁子
佐藤友子  岸野美智
本多孝敏  山川浩美
加来由加里 こすぎなほこ
笛木優奈  仲川明希
三室健太  福田周平
中本和樹

MAP
张启欣 刘璐
徐宝民 徐迎春

旭プロダクション Wish
Snow drop ウォンバット
Be Loop アニタス神戸
菁画舎 スノーライトスタッフ
はだしぷろ
動画検査 屋宜優
動画 ベガエンタテイメント
松村美佳  堀江佑
宮本美智子 神谷由季
川重希   山口央
植田千湖  高橋美由希
諸隈瑛美  髙木渚

スタジオエル
安本乃涼  大野綾希
渡邊智尋  田中奏絵
丸山楓   阿久津徹也

Wish
馬渕弥寿加 栗田果歩
壹岐悠之介 椛澤未来
田中菜々美 三浦綾華
今西麻綾  岩井亮太
長谷川美里 久野紗世
鈴木友也  豊田真希

中国無錫太観動画制作有限公司
呉小松   王暁正
張剛    張蒙
南海    王鵬

オープロダクション
田中陽子  本田康明
村橋亮佑

ORANGE
RYU JA YOUNG HAN SONG HEE
SON SEON AH JEONG HYUN JEONG
KIM JEONG SOON PARK NAN HEE
KIM JUNG LAN SUH YOON JOO
KIM HYE JUNG HA SEUNG HEE
KIM MIN AE LEE KYUNG MI

MAP
樊如军   张军
钱嵩渭   罗丹
樊如伟   刘苏
曹响    伟超
候英云   杨春霞
董敏    樊悦茹
谢琳娜   黄冰芝

シンエイ動画
今村洋輝  岩田芙由子
大森舞   遠藤法子
山口真奈  吉田侑加

CoMixWaveFilms
大村まゆみ 真野鈴子
大橋実   松岡理恵子
松田裕美

長谷川夏美 山下宗幸
色彩設計 松谷早苗
色彩設計補佐 戸部弥生
大金紀子  稲村智子
今泉ひろみ 助川佳代子
色指定・検査 倉内美幸
仕上 ベガエンタテイメント
高橋めぐみ 竹内ゆり
前島渚   中里洋介

スタジオエル
近藤直登
森脇弘史  渡部勇輔
真水由貴  千葉涼香
中野夏帆  沼田千晶
村瀬瞳美  橋本侑香里
木村智美  木下美佳
古滝龍馬  亀井菜海子
我謝美幸  松田勘汰
大田薫   塚田和也
大枝優斗  松林彩
渡辺郁也  周適之
藤澤亮子  都丸陽子
海賀一樹

Wish
伊藤敦子  石川直樹
砂原直子  黒目綾子
妻鹿真琴  上野裕美香
小笠原愛  杉本遥
関野響子  田場涼
山田照美  浅見友子

太観アニメ
藤嶋利佳  李四達
文丹    宗苗
張宏亮   馬聡

スタジオ・タージ
土屋透治  宮原奈緒子
南龍介   小栁寿志
畑中章行

スタジオステップ
鈴木よし子 石川怜子
鈴木裕太  伊藤珠江
垣内安貴子 篠澤治美
栗山洋子  伊藤清子

ORANGE
AN YOUNG AE JUNG HYE RA
WOON SUNG HEY SHIN HYUN JUNG
KIM EUN HEE JUN EUN JOO
CHOI SU KYOUNG LEE YEON JU
HAN MYUNG SUN OH KYUNG HEEL
KIM SEON MI HWANG JI YOUNG
PARK HEE JUNG

MAP
张利林
赵艳  张利新
缪华莲 樊丹丹
周丽

J&K アニメッシュ
デファー アニタス神戸
スタジオギムレット イーゲルネスト
旭プロダクション
背景 Studio Wyeth
諏訪晴美  山田早紀
門口亜矢  島田碧
笠原由紀  荒木淳子
横山未来  岩月梨紗
岡田怜子  小手川由夏
高橋映莉加 一色美緒
横松紀彦  野村友里恵
牧野孝雄  有藤靖晃
伊海茉莉  藤田清美
寺本明世  鶴子友美

長﨑斉   澤谷健太
谷口美智子 大岩里枝子
小林祐子  藤木佳世子
加藤美紀  小泉壮平

アトリエローク07
石田晶子  沼井信朗
Wayan Sutara Dewa wid

GACHI Production
Bae,Young-Uh Kang,Hee-Young

スタジオ ユニ
越膳滝美  三原伸明
佐川恵美子 氏家こはく
宮良子   坂場真琴
池田玲子

STUDIO LOFT

鈴木和彦  福本剛
川元由香  小崎弘貴

スタジオラグラス
桐山成代  末弘由一
伊奈淳子  野﨑佳津
岩原史織  中谷強

でほぎゃらりー
村方夏海

オレンジ
赤木寿子  安藤愛莉
原英里佳
2D Works 濱中亜希子
背景スキャン 柴田欽也
コンポジット アニメフィルム
廣地研二  花井延昌
西山朋広  桶田一展
山田廣明  倉田佳美
鈴木浩司  下村博文
木次美則  松澤秀子
大森美奈子 手塚智鶴子
土岐浩司  梅田俊之
3DCGI 福田寛
撮影監修 熊谷正弘
音響制作 オーディオ・プランニングユー
ミキサー 山本寿
アシスタント・ミキサー 小沼則義
ダイアログ・エディター 田口信孝
音響制作デスク 穂積千愛 太田恵理子
音響効果 グループ・アンド・アイ
背景音楽制作
音楽録音エンジニア 青柳延幸
サラウンドミックスエンジニア 青柳延幸  浅倉務
アシスタントエンジニア 五十嵐覚
コーディネート 関谷典子
制作 澤原豊  長田直也
制作協力 大川正義
音楽協力 テレビ朝日ミュージック
編集スタジオ 岡安プロモーション
編集助手 藤本理子 山田健太郎
ポストプロダクション 東京現像所
HD編集 山本洋平 金沢佳明
DCPマスタリング 千木良保宣 脇坂美緒
ラボ・デスク 丸山裕子
ラボ・マネージメント 酒見弘人
アニメーション協力 ベガエンタテイメント
滝島久美子 森元祐太
馬場潤   河村武雄
取材協力 三浦英樹
(第56次日本南極地域観測隊 越冬隊隊長)
浅野良子
(第56次日本南極地域観測隊 越冬隊隊員)
パオパオダンス振付 西村郁子
まんが協力 むぎわらしんたろう
まんが原案協力 高橋茂雄(サバンナ)
掲載 小学館の児童誌
  めばえ てれびくん
  幼稚園 月刊コロコロコミック
学習幼稚園 別冊コロコロコミック
小学一年生 コロコロイチバン!
小学二年生 ぷっちぐみ
宣伝プロデューサー 土肥直人
宣伝 田中祥子 細尾早霧
青木郁弥 山口泰弘
浅原聡子
予告編制作 蔦川亜希
予告編演出 野々市谷有美
居場礼香 岡本奈々美
澤岻正子
予告編CG 津田輝王 関口里織
小塚博
トータル
 アートディレクション
浜辺明弘
グラフィックデザイン 佐藤里奈 中嶋達也
グラフィックコピーライト 福部明浩
グラフィックイラストレーション 丹地陽子 ヒョーゴノスケ
オフィシャルWEB 村田大典 蓮沼祐治
おまけ映像 今井一暁 亀田祥倫
杉﨑聡  増泉路子
テレビアニメーションプロデューサー 白倉由紀子 河西麻利子
プロモーションプロデュース 中村航平  天野賢
佐々木礼子 野﨑裕子
協力  北海道テレビ 青森朝日放送
岩手朝日テレビ 東日本放送
 秋田朝日放送 山形テレビ
   福島放送 新潟テレビ21
 長野朝日放送 静岡朝日テレビ
 北陸朝日放送 名古屋テレビ放送
   朝日放送 広島ホームテレビ
 山口朝日放送 瀬戸内海放送
愛媛朝日テレビ 九州朝日放送
 長崎文化放送 熊本朝日放送
 大分朝日放送 鹿児島放送
 琉球朝日放送

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
制作進行 新崇雄
佐藤創太  田原麻美
篠田宇俊  新垣貴大
小笠原卓也
制作デスク 中村和喜
武井健  落合竜太郎
チーフプロデューサー 大倉俊輔 大金修一
プロデューサー 高橋麗奈 吉田健司
滑川親吾 松井聡
「映画ドラえもん」制作委員会 飯塚洋介  相賀信宏
勝山健晴  岸義彦
小西麻理  高橋尚子
徳山雅記  藤河秀雄
藤田健一  牧野ひろみ
松元章展  山田卓司
吉田冠

川北桃子  松久智治
川崎栞   磯田ゆう
石田菜穂子 梶淳

堤直之   鶴崎りか
浅田幸男  後藤正太郎
佐藤絵里子 櫻田貴博

中沢利洋  髙澤邦仁
栢原栄光  藤澤佑介
清田宏美  草野友
尾﨑瑞季  島田正吾
池上陽平  伊藤悠公
髙橋充   正岡瑞貴
鈴木ひとみ 狩野茉莉花
五反田亜紀

小西佑平  池田光子
清水智美  尾崎美香
大谷絵里  吉永裕香
配給 東宝
制作 藤子プロ FUJIKO PRO
小学館
テレビ朝日
ADK
ShoPro
シンエイ動画
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2017

主題歌

オープニングテーマ「夢をかなえてドラえもん
作詞・作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 大久保薫 / 歌 - mao / コーラス - ひまわりキッズ(日本コロムビア
エンディングテーマ「僕の心をつくってよ
作詞・作曲・歌 - 平井堅 / 編曲 - 亀田誠治アリオラジャパン
劇中歌
「パオパオダンス」
作詞 - マイクスギヤマ / 作曲・編曲 - 沢田完 / 歌 - mao、ひばり児童合唱団

評価

公開後に一部で本作はハワード・フィリップス・ラヴクラフトの『狂気の山脈にて』をはじめとしたクトゥルフ神話が原案ではないかと指摘されており、映画ライターの滝口アキラはその説を否定しつつ『狂気の山脈にて』をはじめとした様々なラヴクラフト作品の要素がオマージュされていると指摘し、それらを低年齢層向けの映画として成立させた高橋の手腕を高く評価している[8]

興行成績

全国371スクリーンで公開され、2017年3月4、5日の初日2日間で興収6億9181万3500円、動員59万0291人となり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位を獲得[9]4月16日までの44日間で動員365万6559人、興収41億4795万7300円を記録(東宝調べ)し、アニメ第2作2期シリーズとしては最高記録であった『新・のび太の日本誕生』(2016年)の41億2000万円を上回った[10]。最終興行収入は44億3000万円となった[11]

『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』動員数・興行収入の推移
動員数
(万人)
興行収入
(億円)
備考
週末 累計 週末 累計
1週目の週末 (3月4日・5日) 1位 59.0 59.0 6.92 6.9
2週目の週末 (3月11日・12日) 2位 43.3 113.9 5.07 13.4
3週目の週末 (3月18日・19日) 3位 3.81 18.8 20日まで累計興収21.3億円、動員183.7万人
4週目の週末 (3月25日・26日) 25.8 228.9 3.04 26.5 週末動員は3位で、週末興収は4位
5週目の週末 (4月1日・2日) 25.6 311.7 2.79 35.4 週末動員は3位で、週末興収は4位
6週目の週末 (4月8日・9日) 4位 356.4 1.66 40.4 週末動員は4位で、週末興収は5位
7週目の週末 (4月15日・16日) 6位 365.7 41.5
8週目の週末 (4月22日・23日) 9位 0.40 42.0 週末動員は10位で、週末興収は9位
9週目の週末 (4月29日・30日) - 0.33 42.4
10週目の週末 (5月6日・7日) - 382.2 0.35 43.4

関連作品

漫画

ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険 ギャグ編

むぎわらしんたろう作画。『月刊コロコロコミック』2016年12月号から2017年4月号まで連載された。大長編ではなく、4コマギャグ漫画形式。「協力」としてサバンナ高橋茂雄の名前が記載されている。未単行本化作品。『コロコロコミック』に掲載された関連漫画が単行本化されないのは、ドラえもんのオリジナル長編映画作品では初(リメイク映画では過去にも存在する)。

小説

小説 映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険

上記のタイトルで小学館ジュニア文庫より新書判が2021年11月26日発売。執筆は白井かなこ。

家庭用ゲーム

ニンテンドー3DSゲーム『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』が2017年3月2日にフリュー株式会社より発売された[12]。 おおまかなあらすじは映画版と同じだが、設定や展開が映画版と異なる部分が多い。

関連企画

きみのパオパオコンテスト

毎年恒例のデザインコンテスト。今回は、パオパオのデザインの募集を行った。

ドラえもんジェット

JAL ドラえもんJET(タイアップ企画)

2016年12月30日の羽田福岡行きJL331便にて就航し、2017年5月下旬まで国内線で運航された。なお、これとは別に国際線にて2016年9月より2017年3月まで「JAL ドラえもんJET」が運航された。機材はボーイング767-300ERのJA622Jで、機体後方に映画の衣装を着たドラえもんが描かれているほか、「JAL ドラえもんJET」同様に後方の乗降扉がどこでもドアに見立てられてピンク色に塗装されている。

脚注

注釈

  1. ^ 季節は冬のため、太陽が昇らない極夜の設定。対照的に太陽がずっと照らす白夜も存在する
  2. ^ ドラミは占いの結果からペンギンに注意するようドラえもんに警告していた。
  3. ^ その際、本物のドラえもんには鈴と四次元ポケットを象った氷がつけられていた。
  4. ^ スネ夫とジャイアンにその場で破壊されそうになったが、未来が変わる事を危惧したドラえもんが制止した為、破壊されることなくその場に放置された。

出典

  1. ^ 2017年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  2. ^ “「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」2017年春公開、予告編が解禁”. 映画ナタリー. (2016年7月25日). https://natalie.mu/eiga/news/195714 2016年7月25日閲覧。 
  3. ^ a b 南極はドラえもんらしい不思議に満ちている――『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』監督・高橋敦史さんが作品に込めたこだわりとは?”. アニメイトタイムズ (2017年3月6日). 2020年8月26日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g アニメージュ』JULY 2017 vol.469「この人に話を聞きたい」【第一九四回】高橋敦史/P.121 - 123を参照。
  5. ^ ヒョーゴノスケのTwitter 2016年7月15日 0:20の発言
  6. ^ 映画「ドラえもん」のグッとくるポスターはなぜ生まれた? ストーリーボードポスター誕生の経緯を取材”. ねとらぼ (2017年3月11日). 2020年8月26日閲覧。
  7. ^ 小黒祐一郎アニメスタイル 012 2017.12』、スタイル、P.146 - 153。
  8. ^ 新作「ドラえもん」の内容が子どもにはヤバ過ぎる!との噂は本当?確かめてみた結果は?”. シネマズプラス (2017年3月30日). 2021年11月26日閲覧。
  9. ^ 『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』が初登場1位!『アサシン クリード』は初登場4位(3月4日-3月5日)(2017.03.06)/ニュース - CINEMAランキング通信 ”. 興行通信社 (2017年3月6日). 2017年3月6日閲覧。
  10. ^ 『映画ドラえもん』最新作41億円突破、新シリーズ興収記録を2年連続更新”. ORICON STYLE (2017年4月17日). 2017年4月17日閲覧。
  11. ^ 2017年 上半期作品別興行収入(10億円以上)
  12. ^ ゲーム ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険 - フリュー株式会社”. フリュー. 2017年2月26日閲覧。

関連項目

外部リンク

大長編作品(アニメ第1期
# 題名 公開日 監督 脚本 主題歌 歌手
1 のび太の恐竜 1980年
3月15日
福富博 藤子不二雄
松岡清治
ポケットの中に 大山のぶ代
2 のび太の宇宙開拓史 1981年
3月14日
西牧秀夫 藤子不二雄 心をゆらして 岩渕まこと
3 のび太の大魔境 1982年
3月13日
だからみんなで
4 のび太の海底鬼岩城 1983年
3月12日
芝山努 海はぼくらと
5 のび太の魔界大冒険 1984年
3月17日
風のマジカル 小泉今日子
6 のび太の宇宙小戦争リトルスターウォーズ 1985年
3月16日
少年期 武田鉄矢
7 のび太と鉄人兵団 1986年
3月15日
わたしが不思議 大杉久美子
8 のび太と竜の騎士 1987年
3月14日
友達だから 大山のぶ代
森の木児童合唱団
9 のび太のパラレル西遊記 1988年
3月12日
- もとひら了 君がいるから 堀江美都子
こおろぎ'73
10 のび太の日本誕生 1989年
3月11日
F 藤子・F・不二雄 時の旅人 西田敏行
11 のび太とアニマル惑星プラネット 1990年
3月10日
天までとどけ 武田鉄矢
12 のび太のドラビアンナイト 1991年
3月9日
夢のゆくえ 白鳥英美子
13 のび太と雲の王国 1992年
3月7日
雲がゆくのは… 武田鉄矢
14 のび太とブリキの迷宮ラビリンス 1993年
3月6日
何かいい事きっとある 島崎和歌子
15 のび太と夢幻三剣士 1994年
3月12日
世界はグー・チョキ・パー 武田鉄矢一座
16 のび太の創世日記 1995年
3月4日
さよならにさよなら 海援隊
17 のび太と銀河超特急エクスプレス 1996年
3月2日
私のなかの銀河
18 のび太のねじ巻き都市シティー冒険記 1997年
3月8日
Love is you 矢沢永吉
19 のび太の南海大冒険 1998年
3月7日
岸間信明 ホットミルク 吉川ひなの
20 のび太の宇宙漂流記 1999年
3月6日
季節がいく時 SPEED
21 のび太の太陽王伝説 2000年
3月11日
FP この星のどこかで 由紀さおり
安田祥子
22 のび太と翼の勇者たち 2001年
3月10日
Love you close 知念里奈
23 のび太とロボット王国キングダム 2002年
3月9日
いっしょに歩こう
〜Walking Into Sunshine〜
KONISHIKI
24 のび太とふしぎ風使い 2003年
3月8日
またあえる日まで ゆず
25 のび太のワンニャン時空伝 2004年
3月6日
YUME日和 島谷ひとみ
大長編作品(アニメ第2期
# 題名 公開日 監督 脚本 主題歌 歌手
26 のび太の恐竜2006 2006年
3月4日
F/(岡) 渡辺歩 渡辺歩
楠葉宏三
ボクノート スキマスイッチ
27 のび太の新魔界大冒険
〜7人の魔法使い〜
2007年
3月10日
F/岡 寺本幸代 真保裕一 かけがえのない詩 mihimaru GT
28 のび太と緑の巨人伝 2008年
3月8日
渡辺歩 大野木寛 手をつなごう 絢香
29 新・のび太の宇宙開拓史 2009年
3月7日
F/(岡) 腰繁男 真保裕一 大切にするよ 柴咲コウ
30 のび太の人魚大海戦 2010年
3月6日
楠葉宏三 帰る場所 青山テルマ
31 新・のび太と鉄人兵団
〜はばたけ 天使たち〜
2011年
3月5日
F/(岡) 寺本幸代 清水東 友達の唄 BUMP OF CHICKEN
32 のび太と奇跡の島
〜アニマル アドベンチャー〜
2012年
3月3日
楠葉宏三 生きてる生きてく 福山雅治
33 のび太のひみつ道具博物館ミュージアム 2013年
3月9日
寺本幸代 未来のミュージアム Perfume
34 新・のび太の大魔境
〜ペコと5人の探検隊〜
2014年
3月8日
F 八鍬新之介 光のシグナル Kis-My-Ft2
35 のび太の宇宙英雄記スペースヒーローズ 2015年
3月7日
大杉宜弘 360° miwa
36 新・のび太の日本誕生 2016年
3月5日
F 八鍬新之介 空へ 山崎まさよし
37 のび太の南極カチコチ大冒険 2017年
3月4日
(む) 高橋敦史 僕の心をつくってよ 平井堅
38 のび太の宝島 2018年
3月3日
- 今井一暁 川村元気 ドラえもん 星野源
39 のび太の月面探査記 2019年
3月1日
八鍬新之介 辻村深月 THE GIFT 平井大
40 のび太の新恐竜 2020年
8月7日
む/( 今井一暁 川村元気 Birthday
君と重ねたモノローグ
Mr.Children
41 のび太の宇宙小戦争リトルスターウォーズ 2021 2022年
3月4日
F 山口晋 佐藤大 Universe Official髭男dism
42 のび太と空の理想郷ユートピア 2023年
3月3日
- 堂山卓見 古沢良太 Paradise NiziU
43 のび太の地球交響楽シンフォニー 2024年
3月1日
今井一暁 内海照子 タイムパラドックス Vaundy
44 のび太の絵世界物語 2025年
3月7日
寺本幸代 伊藤公志 スケッチ あいみょん
併映作品
# 題名 公開日 監督 脚本 主題歌 歌手
1 ドラえもん
ぼく、桃太郎のなんなのさ
1981年
8月1日
神田武幸 城山昇 青い空はポケットさ 大杉久美子
2 ドラミちゃん
ミニドラSOS!!!
1989年
3月11日
たか 森脇真琴 もとひら了 ハロー! ドラミちゃん 山野さと子
3 ドラミちゃん
アララ♥少年山賊団!
1991年
3月9日
原恵一 丸尾みほ
4 トキメキソーラーくるまによん 1992年
3月7日
- やすみ哲夫 星のハーモニー
東京ラブコール
原由子
5 ドラミちゃん
ハロー恐竜キッズ!!
1993年
3月6日
原恵一 西村孝史 ハロー! ドラミちゃん 山野さと子
6 太陽は友だち
がんばれ!ソラえもん号
(たな) 高橋純 なし
7 ドラミちゃん
青いストローハット
1994年
3月12日
- 安藤敏彦 丸尾みほ 友達なのに KŪKO
8 2112年 ドラえもん誕生 1995年
3月4日
F/三 米たにヨシトモ 米たにヨシトモ ぼくドラえもん2112 大山のぶ代
こおろぎ'73
9 ドラミ&ドラえもんズ
ロボット学校七不思議!?
1996年
3月2日
米たにヨシトモ
寺田憲史
あなたを忘れない Skirt
10 ザ☆ドラえもんズ
怪盗ドラパン謎の挑戦状!
1997年
3月8日
友達だから 山野さと子
11 帰ってきたドラえもん 1998年
3月7日
F 渡辺歩 城山昇 青い空はポケットさ
12 ザ☆ドラえもんズ
ムシムシぴょんぴょん大作戦!
米たにヨシトモ 米たにヨシトモ
寺田憲史
君にいてほしい 神崎ゆう子
13 のび太の結婚前夜 1999年
3月6日
F 渡辺歩 藤本信行 幸せのドア 中西保志
沢田知可子
14 ザ☆ドラえもんズ
おかしなお菓子なオカシナナ?
米たにヨシトモ 我ら ザ・ドラえもんズ 水木一郎
堀江美都子
15 おばあちゃんの思い出 2000年
3月11日
F 渡辺歩 藤本信行 ハグしよう タケカワユキヒデ
T's COMPANY
16 ザ☆ドラえもんズ
ドキドキ機関車大爆走!
錦織博 池田眞美子 ぼくらの元気 堀江美都子
17 がんばれ!ジャイアン!! 2001年
3月10日
F/田 渡辺歩 藤本信行 さよならとは言わないで ダ・カーポ
18 ドラミ&ドラえもんズ
宇宙スペースランド危機イッパツ!
錦織博 池田眞美子 ガムシャララ!!ヘッチャララ!! よこざわけい子
19 ぼくの生まれた日 2002年
3月9日
F/田 渡辺歩 藤本信行 キミに会いたくて 小坂明子
20 ザ☆ドラえもんズ
ゴール!ゴール!ゴール!!
- やすみ哲夫 なし
21 ドラえもんアニバーサリー25 2004年
3月6日
本郷みつる
3DCG作品
# 題名 公開日 監督 脚本 主題歌 歌手
1 STAND BY ME ドラえもん 2014年
8月8日
F 八木竜一
山崎貴
山崎貴 ひまわりの約束 秦基博
2 STAND BY ME ドラえもん 2 2020年
11月20日
菅田将暉

  • 漫 - 原作漫画、大長編漫画等の執筆者の頭の1文字または略記号。藤=藤子不二雄。F=藤子・F・不二雄。1987年の独立前のみ「藤」と記載した(ただし『ドラえもん』は連載開始時から藤本単独作)。FP=藤子プロ。それ以外は作画者を記載。括弧付きは藤本以外が執筆した外伝、短編など。詳細は大長編ドラえもん#作品一覧(併映作品は各作品のページ)を参照。
Prefix: a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

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