ライトノベルのアニメ化作品一覧ライトノベルのアニメ化作品一覧では、ライトノベル(一部、一般文芸も含む。)を原作とするアニメ作品のタイトルを時系列順に並べるものとする。 小説先行のメディアミックスも含まれている。 派生作品(コミカライズが原作(例:ようこそロードス島へ!、涼宮ハルヒちゃんの憂鬱、にょろーんちゅるやさん))からのアニメ化は扱わないがノベライズは可とする(例:新・北斗の拳、Fate/Zero)。 なお、コミカライズが原作でも、派生作品のようなコミカライズオリジナルストーリーではなく原作の内容の漫画化をしている物のアニメ化は加える(例:転生したらスライムだった件、魔王様、リトライ!R)。 文庫化に伴い挿絵をいれライトノベルレーベルから発売された一般文芸作品(例:扉を開けて、ブレイブ・ストーリー、Another、RDG レッドデータガール)も本項にて扱う。 逆に過去にライトノベル系レーベルで出版されたが、ライトノベルではないレーベルに移籍して、その際に内容を改訂(リメイク)している場合は記さない。改訂のない作品は記す(例:GOSICK -ゴシック-、氷菓)。 海外向けのアニメは、日本でも公開された作品のみ掲載(例:バンパイアハンターD、齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定)。 テレビアニメ1980年代
1990年代
2000年代前半
2000年代後半
2010年代前半
2010年代後半
2020年代前半
2020年代後半OVA1980年代(OVA)
1990年代(OVA)
2000年代(OVA)
2010年代(OVA)
2020年代(OVA)
書籍限定版のOVA
ゲーム限定版のOVA
インターネット上でのアニメ動画サイトやスマートフォンアプリでのみ公開されたアニメ、インターネットでの宣伝用の短いアニメ、等 定期配信されたアニメ
プロモーションアニメ
劇場版アニメ初版刊行時にライトノベルとして発売されてはいないが、イラストが付いた作品も含まれる。
作品数の推移1980〜90年代ライトノベル原作と認識されているアニメ化は1980年代より存在し、劇場版アニメであれば「クラッシャージョウ」[1][2]、テレビアニメ化を基準とするならば[3]「ダーティペア」[2]がそうだと言える[4][5]。 その後、OVAを中心にしたアニメ化企画が増え、ライトノベル原作作品も、当時デッキ共に普及していたレンタルビデオ向けや、OVAを購入するアニメファンをターゲットに制作が行われた。その中心となったのが、「ダーティペア」「銀河英雄伝説」「ロードス島戦記」[2]シリーズである。 その後、1990年代後半に入り、第一次ライトノベル原作ブームが起こる[6]。「スレイヤーズ」[2][5]「セイバーマリオネットJ」「魔術士オーフェン」[5]などの作品が、テレビアニメ・OVAとしてシリーズ化され、大きな人気を得た。 2000年代2000年代前半に入って、上記の人気シリーズが終了し、一度ブームは沈静化する。しかし、この頃には集英社からスーパーダッシュ文庫、角川書店からは角川ビーンズ文庫、メディアファクトリーのMF文庫Jなどが創刊され、ライトノベル市場をにぎわせていると共にアニメ化される作品の種が撒かれた。 2000年代後半になり、突如としてライトノベル原作のアニメが数多く扱われようになり、「涼宮ハルヒの憂鬱」[7][5]「灼眼のシャナ」[7][5]「ゼロの使い魔」[6]などの作品がアニメーション化によりシリーズ化・映画化され人気を得て[8]、第二次ライトノベル原作ブームとなる[6]。この原因として、下記のような理由が挙げられる。
2010年代にいたるまでこのように年間に製作されるライトノベル原作作品は増加の一途を辿った。特筆するならば、かねてからアニメーション化された作品は企業との提携がされていたものの、より一層タイアップが行われる数が増しており、「化物語」「とある魔術の禁書目録」といった作品が代表にあげれる。 2010年代2013年をピークにアニメ化自体は一度、頭打ちになったが、オンライン小説を出自とするライトノベルのアニメ化が増加したことにより[10]、2010年代後半でも一定数のアニメの本数を維持している。特に小説家になろうの投稿小説が顕著である。 作品発表のスタイルも、インターネット上のストリーミング配信のみのものが加わった。 2020年代2020年は新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けて、テレビアニメが続々と放送延期になり、ライトノベルのアニメ化作品も例外ではなかったため、本来の放送時期からずれた関係で、この年の作品数は予定数より減少した[11][12][13]。 2023年にはノベライズや未書籍化作品を除いてもライトノベル原作のテレビアニメは60本に迫っており、レーベルや原作自体の刊行点数、コミカライズの増加とあわせて、アニメ化も右肩上がりとなっているように見える。一説では、アニメ業界の流れにも大きく影響を受けていると言われ、アニメの制作現場では、オリジナル作品よりも原作付きの作品が求められていて、成功と失敗、リスクとリターンを秤にかけた上でアニメ化の企画を通す判断も多いようである[14]。 作品数の推移脚注注釈
出典
参考文献
外部リンク
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