水曜日のダウンタウン
『水曜日のダウンタウン』(すいようびのダウンタウン、英: WEDNESDAY DOWNTOWN、SUIYOBI NO DOWNTOWN)は、TBSテレビ系列で2014年4月23日から放送されているバラエティ番組。ダウンタウンの冠番組。 毎週水曜日22時台(JST)に放送されているが、正確な放送時間は何度か変わっている(詳細は#放送時間の変遷を参照のこと。なお、番組開始から2年間は冒頭4分間がローカルセールス枠であった)。 動画配信サービス「TVer」で史上初の総再生回数1億回、2億回を超えた番組である[2]。 概要お笑い芸人および芸能人が自らの提唱する様々な『説』および企画をプレゼンし、その『説』や企画を検証した模様をVTRで紹介してスタジオでパネラーとトークを展開する番組。番組後半では世の中にある『説』や視聴者から投稿された『説』を紹介・検証するコーナー「みんなの説」が行われる。 VTRを中心とした番組構成を採っている。『クイズ☆タレント名鑑』などを手掛けた藤井健太郎のプロデュースによる、VTR中での悪意がふんだんに込められた演出が最大の特徴。芸人にドッキリを仕掛けることも多く、演出や内容が原因となったトラブルや炎上もしばしば発生している(詳細後述)。VTR中にはワイプが表示されており、その都度スタジオの出演者によるツッコミやフォローが入る。 初回放送では視聴率7.0%を記録し[3]、2015年6月3日放送の『SNSを張り込んでいれば芸能人に会える説』で瞬間最高視聴率14.5%を記録。その後レギュラー回では平均8%前後、スペシャル回では10%台前半を推移している(視聴率はいずれもビデオリサーチ社調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。また、2020年よりビデオリサーチが導入したコア視聴率(13〜49歳)でも5%前後と好調に推移している[4]。 2022年4月で『リンカーン』の8年間を超え、2024年4月で10周年を迎え、ダウンタウンがTBS系列でMCを務めたレギュラー番組の中では最長の放送期間となった。 出演者
字幕放送に対応している(字幕色は浜田が黄色、松本が水色、プレゼンターが緑、ナレーターの服部とゲストが白)。 放送時間の変遷
番組史
コーナー
シリーズ説・企画によっては同様の内容に対して検証の対象や条件を変える、あるいは説立証へ向けて検証方法を改善するなどして複数回にわたって検証が行われる場合や、過去に用いられた検証方法を利用して別の説の検証を行う場合がある。以下はその一部である。 説
名探偵津田
企画
番組オリジナルのお笑い賞レース
クロちゃんシリーズ
連載企画MONSTERシリーズMONSTERシリーズ(モンスターシリーズ)は、2018年(平成30年)から、前述の「クロちゃんシリーズ」とは別に、同じくクロちゃんを主役とし「MONSTER〇〇」と題した”連載企画”。『芸能界一寝たら起きないのジミー大西説』では共演した女性タレントに恋愛感情を抱いたり、泥酔した状態でベッドの下へ入り込み蠢くクロちゃんを「モンスター」と形容したことから「モンスター」を冠している。いずれもクロちゃんと男女が交えた合宿・共同生活に密着する形式で現在まで2018年〜2019年、2022年に第1話から最終回まで毎週連続で放送されている。本節では便宜上、それらを纏めて「MONSTERシリーズ」として表記する。
→豆柴の大群、WACK#合宿オーディションを参照
→都内某所参照
電気イスゲーム トーナメント電気イスと椅子取りゲームを組み合わせたゲーム。芸人2名の心理戦によるバトルで、読み合いや駆け引きの中で芸人たちの本質が垣間見える内容。提唱者は小峠。「MONSTERシリーズ」と異なり不定期で連載的に放送。 最初に話し合いで先攻後攻を決定し、1回ごとに攻守を交互に持ち、最大8回まで行われる。①〜⑫と記されたイスを時計回りに置き、守備側がその中の1個にあらかじめ電流が流れるようセット。守備側は悟られぬよう電気イスへと誘導し、攻撃側はその在り処を推測して座るイスを選ぶ。回避すれば「座ったイスの番号×ポイント」が加わり、座ったイスは撤収される。逆に電気イスへ座れば電流が芸人たちを襲い、イスを残したままそれまで獲得したポイントは全て没収となる。 決着は「計3回電気イスを引く」「40ポイント先取する[注 80]」「8回終了時のポイント差[注 81]」の3種類。この他、「イスが残り1つになる」「残りのイスで点差を逆転できず、イスの個数または回数の関係で相手に番が回らない[注 82]」場合もそこで終了となる。ただし、「点差と回数の関係で座るイスが限定され、座る前から事実上勝敗が確定している[注 83]」場合については続行して決着を付ける。トーナメント総合優勝者には各試合で獲得したポイント数×1万円が優勝賞金として贈られる。
正体バレたら即脱落 マスクマン旅色違いで同一の覆面マスクとTシャツを着用した芸能人たちが、観光ロケを通じて声や背格好、佇まいから互いの正体を探りあう企画。提唱者はスーパー・ササダンゴ・マシン、VTR上での進行はケンドーコバヤシ。
エピソード制作上の問題前述の通り過激な演出や編集を厭わないという特徴からそれに対して賛否の声が上がることも少なくなく、中には明確に問題視されたものも存在する。
受賞歴放送内容がしばしば問題となる一方で、検証内容について放送文化的価値を認められたものも存在し、5作品でギャラクシー賞月間賞を、1作品で放送文化基金賞を受賞している(2023年7月現在)。
またインターネット配信を開始して以降、本番組の配信サイトでの再生回数が非常に多いことから以下の賞を受賞している。
その他
DVD
初回数量限定盤には、DVDオリジナルデザイン「エル・チキンライス」Tシャツが特典として付いてくる。 「水曜日のダウンタウン2」(よしもとアール・アンド・シー、2015年12月16日発売)
初回数量限定盤には、オリジナルランチバッグが特典として付いてくる。
初回数量限定盤には、特製マフラータオルが特典として付いてくる。 「水曜日のダウンタウン4」(よしもとアール・アンド・シー、2016年10月19日発売) 「水曜日のダウンタウン5」(よしもとアール・アンド・シー、2016年10月19日発売) 第4巻・第5巻を収めた初回限定特別版DVDボックスには、全高約70ミリの「浜田雅功ベアブリック」および「エル・チキンライス ソフビ(ブルマァク新復刻版)購入コード」を封入[138]。
「水曜日のダウンタウン7」(よしもとアール・アンド・シー、2017年2月22日発売)
第6巻・第7巻を収めた初回限定特別版DVDボックスには、全高約70ミリの「松本人志ベアブリック」および「エル・チキンライス ベアブリック100% 応募券」を封入[139]。 「水曜日のダウンタウン8」(よしもとアール・アンド・シー、2017年8月30日発売)
「水曜日のダウンタウン9」(よしもとアール・アンド・シー、2017年8月30日発売)
第8巻・第9巻を収めた初回限定特別版DVDボックスには、「『Kick & Loud“浪速 City Lights REMIX"/GEISHA GIRLS feat. 石野桜子 Remixed by PUNPEE & 水曜日のダウンタウン“OPENING THEME"/PUNPEEを収録した特典CD』」および「エル・チキンライス ベアブリック100% 応募シート」を封入[140]。
初回数量限定盤には、オリジナルデザイン「目隠しクロちゃん」ソフビフィギュアを封入[141]。
初回数量限定盤には、オリジナルデザインのおしぼりを封入。 スタッフ
歴代のスタッフ
ネット局と放送時間
使用楽曲前述の通りPUNPEEが音楽を担当しており、Hiphop系の楽曲が多く使われている。
関連項目
脚注注釈
出典
外部リンク
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