『FNS番組対抗オールスター春秋の祭典』(えふえぬえすばんぐみたいこう おーるすたーはるあきのさいてん)は、フジテレビ系列で2017年(平成29年)10月2日から2020年(令和2年)3月28日まで放送されていたバラエティ番組。略称は「春祭・秋祭」。
概要
フジテレビ系列で放送されている人気のレギュラー番組・新番組・特別番組の出演者が一堂に会する特別番組。
フジテレビの春・秋の改編期に放送される番組対抗スペシャルとしては、『オールスター春秋の祭典スペシャル』(1967年春 - 1982年春)、『FNS番組対抗!なるほど!ザ・春秋の祭典スペシャル』(1983年春 - 1995年秋)、『FNS超テレビの祭典』(1996年)、『FNS番組対抗!春秋の祭典スペシャル』(1997年春 - 2000年秋)、『笑っていいとも!春秋の祭典スペシャル』(2001年春 - 2009年秋)、『夜の笑っていいとも!春・秋のドラマ特大号』(2010年春 - 2011年春)、『タモリ・中居のドラマチック・リビングルーム』(2011年秋 - 2012年秋)、『さんまの番組向上委員会』(2017年春)の後継番組である。
第1回(2017秋の祭典)から第4回(2019春の祭典)までは『FNS番組対抗 オールスター春・秋の祭典 目利き王決定戦』( - めききんぐけっていせん)のタイトルで放送。
当番組の開始によって、『笑っていいとも!春・秋の祭典スペシャル』終了以来途絶えていた『FNS番組対抗!春秋の祭典スペシャル』シリーズが8年ぶりに復活した。
また、この番組では以前の祭典スペシャルとは異なり、フジテレビ系列のテレビ番組に限らず、映画の出演者も出演する場合がある。
第2回(2018春の祭典)では番組内でNG特集コーナーが放送され、そこからクイズが出題された。そのコーナーでは、フジテレビ系ドラマや映画のNGシーン、ニュース番組やFNS系列局のハプニング集等が放送された[1]。『草彅剛のがんばった大賞』終了から2年ぶりに、NG大賞から続くフジテレビ伝統のNG特集が復活したことになる。
第3回(2018秋の祭典)から第5回(2019秋の祭典)は生放送だった。生放送の祭典は、『笑っていいとも!2009秋の祭典スペシャル』以来9年ぶり。第4回(2019春の祭典)では放送日当日に発表された新元号「令和」に関する問題を出題したほか、アニメ『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィたち「麦わら海賊団」が進行役を担当した。
第5回(2019秋の祭典)はこれまでの月曜日放送から放送曜日を改めて、初めて木曜日に生放送された。タイトルも『FNSオールスター秋の祭典 新ドラマ対抗“生”クイズバトル! メジャーランド』に改題され、番組内容やスタジオセットもリニューアルされた[2]。
第6回は初めて土曜日に放送され、タイトルも『豪華俳優が本気で食べたいグルメ争奪戦! FNS春の祭典2020』に再改題。番組内容やスタジオセットも再度リニューアルのうえ、第2回以来の全編事前収録となった。この2020春の祭典を最後に『FNS番組対抗!オールスター春秋の祭典スペシャル』は事実上終了となった。
2020年秋から当番組は放送されず、代わりにNG集番組の『FNSドラマ対抗 お宝映像アワード』が放送されている[注 1]。また、2022年春からは当番組終了以来2年ぶりに、番組対抗スペシャルである『タイムリミットバトル ボカーン!』が放送される(前述の『お宝映像アワード』も継続)。
放送リスト
出演者
- MC
- 進行
参加チーム
- 2017秋
- 2018春
- 2018年秋
- 2019春
- 2019年秋
- 2020年春
ネット局
- 第2回の春祭以降一部地域ではフジテレビの放送終了6分前に飛び降りとなる。
- 関西テレビと東海テレビに関する備考
- 第2回の春祭以降、関東と一部地域のみのローカルパートにて優勝チームのみor全チーム参加のボーナスゲームに挑戦する。その際火9ドラマ(関西テレビ)orオトナの土ドラ(東海テレビ)のどちらかが優勝したとしても局の都合によりボーナスゲーム部分は非ネットとなる(飛び降りずにそのまま放送する場合もある)[注 11]。
- クロスネット局に関する備考
- 第4回の春祭までは月曜日に放送されていたため、テレビ大分・テレビ宮崎ともに未ネットだったが、第5回の秋祭は木曜日だったため、テレビ大分とテレビ宮崎でも生放送された(両局とも22:42飛び降り)。第6回の春祭は土曜日のため、テレビ大分では非ネットとなった。
スタッフ
- 第6回
- 企画プロデュース:出口敬生(第2回-、第1回は総合演出)
- 制作統括:石塚大志(第5回-)
- ナレーション:バッキー木場(第6回)
- 構成:とちぼり元、藤井靖大、カツオ、石毛義明(とちぼり・藤井→第4回-、カツオ→第1-4,6回、石毛→第6回)
- 美術プロデュース:平井秀樹
- 美術デザイン:西出光豊(第6回、第5回はデザイン)
- アートコーディネーター:内山高太郎(第2回までは美術進行)
- 大道具:藤沢和雄(第5回)
- 小道具(第4回以来):門間誠(第6回)
- アクリル装飾:高橋瞳
- 幕装飾(第4回以来):西村怜子(第1-4,6回、第5回は装飾)
- アートフレーム:石井智之(第5回-)
- 電飾:後藤佑介(第6回、第5回は特殊装置)
- 植木装置(第6回):後藤健(第6回)
- 特殊装置(第5回):菅谷守(第6回、第4,5回は特殊効果)
- TP(第6回):馬場義土(第6回)
- TD:長田崇(第3回はTP、第4回は技術プロデュース)
- SW(第3回以来):長尾康平(第6回)
- CAM:大野勝之(第3回-)、伴野匡
- AUD:鈴木岳登(第6回)
- PA(第6回):山崎源太(第6回)
- VE:野瀬かおり(第1,3回-)
- スロー(第6回):平岩沙織(第6回)
- 照明:小熊豊(第5回-)
- マルチ(第4回-):佐々木亮(第4回-)、鈴木豊(第5回-)
- タイトルデザイン(第6回):三原由貴(第6回)
- CG(第4回以来):秋里直樹(第1-4,6回)
- EED:多田兼悟(第6回)
- MA:片桐麻莉子(第6回)
- 音響効果:矢部公英、飯塚優也(第2回-)、千谷智洋(第6回)
- メイク:山田かつら
- リサーチ:ビスポ(第5回-)
- イラスト(第2回-):ぴーたん(第4回-)
- 技術協力(第2回-):共同テレビジョン(共同→第2回までは協力)、ニユーテレス、fmt、サンフォニックス、放映サービス、インターナショナルクリエイティブ、IMAGICA(サン・インター→第3回-、放映→第4回-、IMA→第6回)
- 協力:フジアール、PIXTA(PIX→第5回)、アフロ、Blue Bleuet(共に第6回)
- 『逃走中』パート(第2回・第4回〜)
- 監修:秋永真吾
- 構成:鈴木雅貴、廣田勇人、渡邊勇穂、石原大二郎
- ナレーション:マーク・大喜多
- 総合演出:庄司裕暁(第2回・第4回・第5回は演出)
- 演出:瀧澤卓(第2回・第4回・第5回はディレクター)
- ディレクター:佐藤一輝、萩原正雄、池山喜勇、浅川拓哉(池山・浅川→第6回)
- プロデューサー:加藤大
- チーフプロデューサー:飯村徹郎(第4回-)、笹谷隆司(第2,4回-)
- 制作協力:IVSテレビ制作//FCC、LOGIC ENTERTAINMENT(FCC→第2,4回-、LOGIC→第3回-、IVS→第4回-)
- TK:松下絵里(第4回-)
- 制作スタッフ(第4回-):山田寿美香、井上杏花、伊東風香、比山拓海(全員第6回)
- 制作進行(第4回-):荻野美樹(第5回-、第4回は制作スタッフ)
- デスク:後藤沙都実、吉永由佳(全員第6回)
- AP:近藤照代(第5回)、笠井彩(第4回-)、石川好子(第4回-)、白木昌平、榎本早希(白木・榎本→第6回)、松本奈緒美(第5回-、第4回は制作スタッフ)
- FD:千頭浩隆(第6回)、渡部一貴(第6回、第5回はディレクター)
- ディレクター:西川竜介(第6回)、林佳祐(第6回)、三浦洋平(第4,6回)、内村貴徳(第6回)、近藤僚祐(第6回)、友岡照吾(第6回、第4回は制作スタッフ)、後閑祐介(第4回-)
- 演出:水沼保和、佐藤宏太郎、青木祐太(水沼→第4回-、佐藤・青木→第6回、青木→第4回はディレクター)
- プロデューサー:山本布美江、佐藤基、渡邊正人、田中慶、倉科知美(山本・倉科→第2回-、佐藤・渡邊・田中→第4回-)
- 総合演出:渡辺将司(第6回、第4,5回は演出)
- 監修:中村秀樹(第4,5回は総合演出)
- チーフプロデューサー:宮崎鉄平(第3回-、第2回はプロデューサー)
- 制作:フジテレビ編成制作局制作センター第二制作室(第4回までは編成局制作センター第二制作室)
- 制作著作:フジテレビ
過去のスタッフ
- 制作統括:小仲正重(第3回、第2回まではチーフプロデューサー)
- ナレーション:真地勇志(第3回まで[注 12])、伊藤利尋(フジテレビアナウンサー、第2,4,5回)、佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー、第4回)、牧原俊幸(第5回)
- 構成:デーブ八坂(第3回まで)、しゃーくおかだ(第4回まで)、加藤淳一郎(第4,5回)、高橋邦彦、藤澤朋幸、高橋秀一(共に第5回)
- デザイン:鈴木賢太(第5回まで)
- 大道具:瀬名波康之(第4回まで)
- 小道具(第4回):乾川太志(第4回)
- 生花装飾:荒川直史(第4回まで)
- 電飾:白鳥雄一(第5回まで)
- 技術プロデュース(第4,5回):斉藤伸介(第5回、第3回はTD、第4回はSW)
- TD:佐々木信一(第3,4回、第2回まではTP)
- SW:小林知司(第2回まで)、松井光太郎(第3回)
- VE:川崎淳(第2回)
- AUD:高橋敬(第2回まで)、元山拓巳(第3回)、佐藤博隆(第4,5回)
- 照明:宗像徹馬(第4回まで)
- PA:山崎源太(第1回)、野口康之(第2回)、秋野岳夫(第3回)
- リサーチ:高森雄幸(第2回まで)、宇津木陽子(第2,3回)、スコープ(第3回-)、千田真(第4回)
- イラスト(第2回-):Ever(第2,3回)
- CGプロデューサー:岡本英士(第5回、第4回はCG)
- CG送出:当銀優季(第4,5回、第3回はCGで当鍵名義)
- CGデザイン:小嶋裕士、佐々木優介(共に第5回)
- EED:久世圭子、石垣沙耶加(共に第1回)、坂本貴志(第2回まで)、刈屋綾乃(第3回まで)、相澤太郎、小山龍平(共に第2,3回)、葉柴栄次(第1,4回)、庭林新太(第4回)、小島清隆、小山航平(共に第5回)
- MA:中村貴明、高橋誠一郎(共に第3回まで)、内田昭弘、小田口将史(共に第4,5回)
- 音響効果:西野有彦、坂本洋子(共に第1回)、阿部雄太(第2回まで)、響祐介(第2回)
- 協力:デジデリック(第5回)
- 『逃走中』パート
- 制作スタッフ:鈴木聡(第4回)、平尾達喜(第5回)
- ディレクター:水上雄一朗(第2回・第4回・第5回)
- プロデューサー:大川友也(第1回はプロデューサー)
- 協力:映像:ゲッティ、浅草きんぎょ(共に第3回)
- 制作協力:THE WORKS(第1回)、クリーク・アンド・リバー社(第2回)、D:COMPLEX(第2,3回)、SWITCH(第2-5回)
- TK:高木美紀(第3回まで)、槇加奈子、盛山潮里(共に第4回)、色摩涼、山本舞衣(共に第5回)
- デスク:高橋沙織(第1回)、中谷佳代子(第2-5回)
- AP:江口慧(第1回)、玉井佑実(第4回まで)、開発勇輔、岩崎裕子(共に第2回)、尾台優美、勝又郁乃(共に第3回まで)、森本有紀子、ジョン・ヒョンヨン(共に第3回)、澤井慎幸、杉山剛(共に第4回)、井筒健太(第5回)
- AD:近藤未来(第3回まで)、田端美鈴、佐藤静香、吉田美紀、廣嶋ゆりえ、鈴木安悠花(共に第1回)、近藤勇希、長谷川未咲(第2回まで)、桑崎真輝、大田優梨、田中真梨子、岡本勝、香月潤、日野絢介、萩原卓也(共に第2回)、玉置遼、吉本圭祐(共に第2,3回)、井筒健太、對馬未沙子、村山潔、小林亜美、立川拓磨、高見奈桜、三澤栄仁(共に第3回)
- 制作スタッフ(第4回-):北島由依(第3回はADで由衣名義)、石鉢智也、森脇翼、山橋由佳(共に第4,5回)、青木香澄、加藤大輝(共に第5回)
- 制作進行(第4回-):矢﨑ゆうこ(第4回)
- FD:筧大輝(第2回)、川名良和(第5回、フロアーズ)
- ディレクター:渡辺剛、岡田純一、山崎貴博(共に第1回)、瀬津巧、蔡理皓(共に第2回まで)、秋山将慶、石野翔、長久保彰宏、渡部雄平、水野将仁(共に第2回)、深代琢也、久野和洋、永井洋之、山本結城(共に第2,3回)、宮本一繁(第3回まで)、平岩憲和(第3回、第2回は演出)、里永知洋、井上大生(共に第4回)、藤井美音(第5回、第4回は制作スタッフ)、柴山凌(第5回)
- プロデューサー:川島典子(第1回)、原田廣一(第1-5回)、挾間英行、島本亮(共に第2回まで)、岡江美希子、宇和川隆・神原孝、佐久間茂(共に第2回)、神尾昌宏(第2,3回)、五十嵐剛(第2-4回)、坪井貴史(第2,4回)、宮崎孝幸(第3回)
- 演出:大平進士(第2回、第1回はディレクター)、安井章浩(第2-4回)、大楽和也、青木達生(共に第3回)、西川竜介(第4回)、市川貴弘、青柳剛(共に第4,5回)、東隆志(第5回)
- 総合演出:平野彰子(第2,3回、第1回は演出)、多田隆人(第4,5回)
脚注
注釈
- ^ 司会の坂上は、自身が司会を務める『バイキングMORE』(放送当時のタイトルは『バイキング』。当番組と同じく榎並と共演)のスタッフ入れ替えや『直撃!シンソウ坂上』の打ち切り、同特番と重なる他局の裏番組出演等の関係がある(第2回と第4回は当該時間帯に放送されたが、裏番組は休止扱いだった)。
- ^ 第2回は自身が出演する舞台の稽古に参加していたため、番組途中より出演。2018年8月27日の『火曜サプライズ』で1年半の芸能活動休止を発表したため、第3回となる2018年秋祭以降の出演はしない。
- ^ 『世界!極タウンに住んでみる』、『梅沢富美男のズバッと聞きます!』、『林修のニッポンドリル』の3番組合同チーム。
- ^ 自身が講師を務める予備校で授業を行っていたため番組途中より出演。
- ^ 『ニッポンドリル』では副担任としてレギュラー出演。
- ^ 『グッディ!』では、月曜パネラーとしてレギュラー出演。
- ^ 番組途中より出演。
- ^ 得点テロップでは「バラエティ」ではなくドラマチーム同様「日9」と表記された。
- ^ 第5回の秋祭のみ。
- ^ 第5回の秋祭以降。
- ^ 第3回の秋祭は全チーム参加。第4回春祭では優勝チームに番組初となる副賞500万円を懸けたチャレンジゲームを行った。その回でオトナの土ドラチーム『ミラー・ツインズ』(東海テレビ・WOWOW共同制作ドラマ)が優勝したかつ東海テレビが22:42に飛び降りたためドラマ制作局地域でボーナスゲームが視聴できないケースが初めて発生した。
- ^ 『さんまの番組向上委員会』から続投。
出典
関連項目
外部リンク
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FNS番組対抗 オールスター春秋の祭典 (2017年秋 - 2020年春)
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廃枠
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FNS番組対抗 オールスター春の祭典 目利き王決定戦 (2018年春)
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関連項目 |
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注1:ドラマのみ出演。注2:ドラマと『笑っていいとも!』が出演。注3:原則としてドラマのみ出演だが、回によってはバラエティ番組も出演(『ドレミファドン』は映画や芸人チームも出演)。注4:2019年秋のみ。注5:2020年春は新型コロナウイルスの影響で開催せず。注6:2020年夏は新型コロナウイルスの影響で開催せず。注7:2022年春のみ。 |
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