痛快!明石家電視台
『痛快!明石家電視台』(つうかい あかしやテレビ、英称:AKASHIYA TV) は、毎日放送(MBS)で1990年4月16日から放送しているバラエティ番組。明石家さんまの冠番組で、2021年の10月以降は、さんまがレギュラーで出演するテレビ番組では最も長く放送されている。 通称は『明石家電視台(テレビ)』で、新聞などのテレビ番組表にもこの通称で表記されることが多いが、番組内で出演者から『あかしやでんしだい』と呼ばれることもある。 2008年4月28日放送分からステレオ放送(SRSサラウンド放送)、2012年5月14日放送分から文字多重放送を実施。番組開始から2022年9月19日までは32年半にわたって毎週月曜日の深夜(同日の時点では23:58 - 翌0:53)に放送されてきたが、同年10月1日から放送枠を土曜日の15時台に移している[1]。 概要
1990年4月16日スタート。番組放送開始当初は生放送だった。初期の内容は、その日のニュースや話題、阪神タイガースネタのトークであった。村上ショージとジミー大西はスタジオレギュラーで、間寛平はコーナー出演だったが、半年後の番組リニューアル以降、3人ともにレギュラーで出演するようになった。 番組開始の半年後に、公開録画の番組にリニューアル。さんま単独でのオープニングトーク → 「なにをきくねん」(ゲストと50名の観客による質疑応答企画)→ 「楽屋トーク」 → 観客を巻き込んだクイズ企画 → 番組観覧のプレゼントという構成が確立した。 番組最初のスタジオ収録会場は吹田市の千里丘放送センターであったが、2001年4月から2014年3月までは大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン内にある「MBSスタジオ in USJ」で収録。毎日放送本社(大阪市北区茶屋町)新館(B館)の完成と「MBSスタジオ in USJ」の閉鎖を機に、2014年3月17日収録(4月7日放送分)の「MBSアナウンサー26名大集合スペシャル」[注 1] からは、M館のCスタジオ(ギャラクシースタジオから名称変更。2014年4月7日放送分の番組冒頭でその旨の紹介あり)を使用している。いずれのスタジオでも、基本として、隔週月曜日に2本程度をまとめて収録する。 バラエティ番組で多用されている「出演者の発言にテロップを重ねる」という演出については、企画も手がけるさんまの意向などから、長年にわたってほとんど実施していなかった。しかし、上記のリニューアルを重ねるにつれて、このような演出を施すことが増えている。 なお、毎日放送では初回から32年半にわたって月曜日の深夜(火曜日の未明)に本放送を実施してきたが、2022年9月19日のレギュラー版『明石家電視台が土曜のお昼に引っ越し!明石家定食を整理しようスペシャル』で当該曜日・時間帯での本放送を終了[2]。同年10月1日からは、放送枠を土曜日の15時台に移動させている[1]。毎日放送は土曜日の午後(基本として13時台)に『よしもと新喜劇』を長らく編成していることから、当番組では放送枠移動の初日に、吉本新喜劇とのコラボレーションによる拡大版を15:30 - 17:00の時間帯で放送。また、移動に伴って、タイトルロゴやスタジオセットを一新した。 放送時間制作局のMBSでは、1997年以降23:55から放送を開始。2010年4月から23:50開始に変更されたが、同年9月6日放送分から23:55開始に戻したうえで、23:50からの5分間に直前番組『もうすぐ明石家電視台』を編成した。2012年8月6日からは、『もうすぐ - 』を本編に吸収する格好で、本編の放送枠を23:50 - 翌0:55に設定。TBSが当番組の前枠で『NEWS23』(全国向けニュースの最終版)を復活させた2013年4月からは、前番組『NEWS23X』より放送枠を8分拡大させた関係で、当番組の放送時間を23:58 - 翌0:59に変更している。 その一方で、MBSでは毎年4月上旬に、『マスターズ総集編』(TBS制作の全国放送・ネットワークセールス番組)を編成する関係で当番組を休止。TBSが日本国内向けのテレビ放送に関する権利を有する世界陸上の開催期間中も、主要種目の予選・決勝が日本時間の深夜に予定されている場合には、ネットワークセールス扱いで当該種目の生中継を優先するため休止する。2010年までは、MBSの自社制作で『みんなの甲子園』を放送する選抜高等学校野球大会期間中にも休止していたため、4月分の放送を「未公開スペシャル」に充てていた。 2014年4月からは23:53 - 翌0:59、2016年4月からは23:58 - 翌0:53、2018年4月からは23:56 - 翌0:53に放送中。2017年頃以降の「MBS動画イズム」では、MBSで放送済みの本編動画を、放送後1週間限定でインターネットへ配信している。さらに、毎日放送の公式サイトで2018年7月1日から展開している『MBSコラム』に、「明石家電視台にエエ話はいらんねん!」というページを開設。さんま63歳の誕生日記念企画であった「実際どうなん!?明石家さんま」(同月2日・9日)以降の放送分を対象に、毎回の放送内容の概要をまとめたコラムを、放送後から随時公開している。 2018年10月29日放送分の「実際どうなん!?MBSアナウンサー15人」からは、MBSで放送済みの動画を、放送終了後から1週間限定で『TVer』を通じて無料で配信している。 なお、MBSでは2022年の10月改編で、土曜日午後の番組編成を大幅に変更。「土曜はめっちゃバラエティー!!」と銘打ったラインアップ強化の一環として、当番組を10月1日から土曜日の15時台で放送している。MBSグループでは『ヤングタウン土曜日』(さんまと村上ショージが長年にわたって出演している東京支社での収録番組)を毎週土曜日の深夜にMBSラジオで放送しているが、MBSが当番組の放送曜日・時間帯を変更することは初めてで、変更後は『よしもと新喜劇』や『ごぶごぶ』などと共に「スーパーサタデー(この改編で土曜日に新設された早朝 - 夕方帯の自社制作番組ゾーン)内のレギュラー番組」と位置付けている。さんまはこの変更について、「我々は器用じゃないので、(当番組の放送時間が)土曜のお昼に変わっても、(月曜の深夜を長年にわたって盛り上げていた)笑いは変えられない」とのコメントを出した[1]。もっとも、MBSでは土曜日の15時台に「MBSウイークエンドスペシャル」(単発番組)扱いでスポーツ中継(阪神タイガースのデーゲームやプロゴルフなど)や(MBSを含む)JNN加盟局制作の全国ネット向け特別番組を随時放送しているため、このような中継や番組を編成する場合には当番組を休止もしくは放送時間を15:30または16:00に繰り下げて放送している。 2025年6月現在は、MBSの他にもあいテレビでも遅れネットで放送しているが、かつてはTBSとテレビ山梨を除くJNN加盟24局でも放送されていた(後述)。 特別番組・特別企画例年正月にスタジオ収録形式、夏季か秋季にオールロケ形式の特別番組を放送。放送時間・内容やネット局が回によって異なるうえに、レギュラー編成していない放送局(テレビ山梨など)で、特別番組のみ放送することがある。2000年7月7日には、MBSとTBSの共同制作による特別番組『明石家さんま生誕45年記念番組・大成功!明石家電視台』を、「スーパーフライデー」枠で全国向けに放送。番組の制作をMBS、番組配信とスポンサードセールスをTBSが担当した。 オールロケ企画については、収録したVTRを関西ローカル向けの特別番組に仕立てたうえで、MBSで週末に放送することもある。毎日放送が開局65周年を迎えた2016年の夏季には、さんま・次長課長が富山県内、寛平・雨上がり決死隊が香川県内、ショージ・中川家が長野県内で同時にロケを敢行するとともに、松尾伴内が全てのロケ先を1日で訪れる企画を立案。スタジオでのロケ地・ペア選定、各地でのロケ、ロケ終了後の反省会の模様を、レギュラーの放送枠で8月16日から4週にわたって放送した。ロケ企画には基本としてアシスタントも参加するが、2016年の上記ロケには第6代アシスタントの豊崎由里絵(当時はMBSアナウンサー)が同行せず、大阪市内で収録された反省会の進行のみ担当した。逆に、2018年の鹿児島ロケには、同年入社の新人アナウンサー・辻沙穂里が豊崎の後任(第7代アシスタント)として当番組への本格デビューを果たしている。 2017年9月下旬には、テレビのバラエティ番組では初めて、島野浦島(宮崎県延岡市)で明石家ファミリー全員(11名)と豊崎の参加によるロケを敢行。12名を「さんまチーム」「寬平チーム」「ショージチーム」に分けたうえで島の魅力を別々に発掘する企画や、島内唯一の小学校(延岡市立島野浦小学校)で島内在住の小・中学生の参加による「実際どうなん!?」(後述するレギュラー企画)を収録した[注 2]。 また、MBSの開局60周年に当たる2010年には、「毎日放送開局60周年記念ウィーク」期間中の8月30日に関西ローカルで20年振りに2時間の生放送を実施。2017年5月7日(日曜日)には、2016年から続いたMBS開局65周年記念特別企画の総仕上げとして、『痛快!明石家電視台スペシャル 実際どうなん!? 大阪のテレビ』を関西ローカルで放送した(詳細後述)。 番組開始30周年を迎える2020年3月21日(土曜日)の午後には、関西ローカル向けの30周年記念公開生放送を4時間にわたって予定していた。しかし、同年の初頭から日本国内で新型コロナウイルスへの感染が広がっている影響を踏まえて、放送を休止することを同月4日に発表。レギュラー版についても、同月上旬から公開収録を休止していた[3]。このため、休止前に収録した「実際どうなん!?」の新作を4月27日まで放送した後に、5月4日放送分から3週にわたって「緊急総集編」を編成していた[4]。5月18日(月曜日)にいわゆる「リモート方式」で収録を再開したうえで、25日から新規収録分を放送(詳細後述)。6月29日・7月6日放送分の「明石家さんま65歳誕生日記念企画」からスタジオでの収録も再開したが、当面は非公開で、通常とは異なるスタジオでの収録と別室からの「リモート中継」を組み合わせている。なお、番組開始30周年を記念した生放送の特別番組については、『サンキュー!明石家電視台30周年! 30人×3時間でさんま大解剖!』というタイトルで2021年3月20日(土曜日)の13:54 - 17:00に改めて編成。 出演者現在(2022年8月以降)
過去
以下はいずれも、視聴者参加型のクイズ企画をスタジオで収録していた時期に出演。
「明石家んドリーム ペンペンペアクイズ」時代のレギュラー回答者
「明石家クイズ ゲット・ザ・いいね!」時代のレギュラー回答者
2008年4月のクイズ企画リニューアル後に数回出演 「女だらけのペンペンペアクイズ」や木下・山田の産前産後休業中に出演
「ハンディキャップクイズ 賢者vs明石家アホアホ5」にのみ出演 現在のコーナー楽屋トークさんまが私生活や芸能界の裏話などを楽屋で披露するコーナーで、長らく「なにをきくねん」やクイズ企画(いずれも後述)の後に放送。放送時間を変更した2012年7月以降は、最後の5分間や、後述するスタジオ収録企画(主に総集編)の合間に不定期で挿入されている。 実際には、30分以上喋った内容を5分程度に編集。かつては、その模様を「MBSドクホン」(毎日放送が発行していたフリーペーパー)に掲載していたほか、楽屋トークのコーナーの代わりに「師匠と語らう」(さんまと師匠の笑福亭松之助による1対1のトークコーナー)を放送していたことがあった。 楽屋での収録には、ショージと寛平が必ず同席するほか、伴内が加わることもある。寛平がアースマラソンへの挑戦で一時的に降板した2009年頃まで、他のレギュラー陣が収録に参加したのは、当時アシスタントだった武川、当時レギュラーだった宮前、MARI(レギュラーからの卒業の際に著書の宣伝を兼ねて参加)という程度であった。2009年以降は、他の明石家ファミリー(中川家、雨上がり決死隊、山田花子など)や、豊崎以降のアシスタントも随時登場。さんまがアシスタントへ手料理のリクエストを出したうえで、後日の収録でアシスタントが持参した手料理をショージ・寬平と試食してから、アシスタントに細かく駄目出しするパターンが新たに定着している。 公開収録企画公開収録を開始してから2016年8月1日放送分までは、ゲストへの質疑応答を主体にトークを展開する「なにをきくねん」など、スタジオ観覧者を巻き込んだコーナーを長らく放送してきた(詳細後述)。同年9月放送分から、コーナー企画を大幅にリニューアル。公開収録を続けながら、複数の企画を交互に放送してきた。 毎日放送が月曜日の深夜(火曜日の未明)にレギュラーの放送枠を編成していた時期には、過去にも放送済みの公開収録企画シリーズをレギュラー放送へ組み込む場合に、シリーズのPRを兼ねて放送前日(日曜日)の午後に同じシリーズの再放送を関西ローカルで実施することがあった。
豊崎がアシスタントを務めていた2016年9月19日から放送を開始したトーク企画で、アシスタントが進行。さんまの知らない分野で職業・経歴・特徴が共通している複数の人物(共通ゲスト)をスタジオに集めたうえで、明石家メンバーからの質問や専門家を交えながら、収録前に実施したアンケートへの回答結果を基に「実際どうなん?」(「実際にはどうなの?」というニュアンスの関西弁)と言えるエピソード(ゲストに共通する強みや悩みなど)を明らかにする。当初は、豊崎の呼び掛けに応じて、そのテーマに詳しい専門家が生中継で出演していた。ちなみに、豊崎は2018年3月までナレーターも兼務(同年4月からは関岡がナレーションのみ担当)。アシスタントが豊崎から辻に代わる直前(2018年の途中)からは、事実上毎週放送されているほか、ロケ先での特別企画として実施することもある。 共通ゲストを同心円状に座らせたり、スタジオの天井付近から撮影した映像を放送で多用したりすることが特徴で、放送上はこの映像の中央(同心円状に並べた共通ゲスト席の内側)に字幕を挿入(当初は専門家の中継映像も挿入)。また、視聴者からも、今後収録予定のテーマに該当する人物の参加を募っている。ただし、スタジオ観覧者は質疑応答に参加しない。 当番組ではかねてから、職業や特徴が共通している50人(ボクサー・フリーアナウンサー・在阪球団のプロ野球選手など)を、一般観覧者の代わりにスタジオ観覧席へ集めたトーク企画を不定期で放送していた。当企画では、第1回の放送に際して、「実際どうなん!? 双子20人」というテーマを設定。ただし、以降の放送では、テーマに応じて共通ゲストの人数を変えている。 2017年5月7日(日曜日)には、当企画を母体にした特別番組『痛快!明石家電視台スペシャル 実際どうなん!? 大阪のテレビ』を関西ローカルで放送[26]。収録には、『ちちんぷいぷい』(寬平・ショージ・豊崎がレギュラーで出演しているMBSテレビ制作の情報番組)[注 10] の新旧メインパーソナリティである角淳一・山本浩之をはじめ、同番組レギュラーのピーコ・ハイヒール・よゐこ・三戸なつめ・月亭八光、MBSテレビの他番組にレギュラーで出演している小堺一機・小島瑠璃子(『サタデープラス』MC)・三船美佳(『住人十色』MC)、『ヤングおー!おー!』(かつてMBSテレビが制作・放送していた公開収録番組)でさんまと共に「SOS」という番組内ユニットで活動していた月亭八方(八光の実父および師匠)など、15名ものゲストが顔を揃えた[27]。なお、さんまと角がテレビ番組へ共演するのは、この番組が初めてであった。 ちなみに、MBSで年始に放送する『新春スペシャル』でも、2017年と2018年に当企画で全編を構成していた。
アシスタントが辻に代わってからは、2019年2月11日放送分で「実際どっち!?そばvsうどん」(「そばマニア」「うどんマニア」を5名ずつスタジオに集結させてのバトルトーク企画)を実施するなど、「実際どうなん!?」のタイトルを冠したまま新しい企画にも取り組んでいる。 2020年には、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月中旬から収録を休止していたが、7月20日放送分の「実際どうなん!?熱烈!明石家さんまファン8人」から再開。再開後は、非公開でのスタジオ収録とリモート中継を連動させているため、日本以外の国に居住する共通ゲストも中継を通じて収録に参加できるようになった。
2019年4月29日から、「実際どうなん!?」と交互に放送。有料の講演会を開いても一般人がチケットを取れなさそうな人気者3組をスタジオに招いたうえで、「今世の中に伝えたいこと」をテーマに、今まで公にしていなかった実話や、明石家ファミリーを驚かせるような芸を1組ずつ披露させる。明石家ファミリーの男性陣が全員、タキシードと蝶ネクタイを着用することが特徴。「トークショー」と銘打ってはいるが、実際には話芸以外の芸(テーブルマジックや手妻など)も披露されている。
吉本興業に所属する若手・中堅芸人や吉本新喜劇の座員総勢100人が一堂に会する企画で、辻がアシスタントを務めていた2019年10月14日から月に1回のペースで放送。収録前に若手芸人全員へアンケートを実施してから、数値で回答させた調査結果(収録日までの直近1ヶ月間に稼いだギャラの総額など)をテーマに、最も多い数値を明かした芸人(イチバンさん)の人となりや持ちネタにさんまが迫る。「イチバンさん」になった芸人は、さんまや明石家ファミリーが待ち受けるステージで、そのテーマに関するエピソードを披露。最後に、進行を担当するアシスタント(辻→山崎)から紙製のメダルを贈られる。回答を裏付ける資料(給与明細など)を、アシスタントや「イチバンさん」自身が示すことが特徴。MBSで年始に放送する『新春スペシャル』でも、2020年からこの企画を中心に構成している。
「稲ちゃん&クロちゃんの恋愛相談」というタイトルで、2020年10月19日から1 - 2ヶ月に1回のペースで放送。ファッションモデルやYouTuberなどを中心に、令和時代に入ってから交際を始めたカップルや結婚した夫婦(放送上は「令和カップル」と総称)数組をスタジオへ招いたうえで、カップルから寄せられる恋の悩みに「稲ちゃん」(稲田)とクロちゃんが答える。クロちゃんは、この企画にのみレギュラーで出演するほか、稲田と共に「ハートがイケメンのラブメンタリスト」を自称[28]。第2回(2020年11月23日放送分)からは、「さんちゃん」(さんま)も相談に乗っている。稲田とクロちゃんの部分は不定期で「なぎちゃん」(渋谷凪咲)、「山ちゃん」(山名)、「オザちゃん」(小沢一敬)、「ミッちゃん」(ミッツ・マングローブ)、「誠ちゃん」(誠子)に変更されることもある 特別企画前述した『ちちんぷいぷい』とのコラボレーション企画や、オールロケで収録した企画を随時放送。さんま60歳の誕生日(2015年7月1日)直後から3週にわたって「さんま生誕60年スペシャル」を放送するなど、さんまの誕生日にちなんだ特別企画を、当該日前後の放送で実施している(2017年以降は「実際どうなん!? 明石家さんま」として放送)。ちなみに、2019年の「実際どうなん!?明石家さんま」では、中川家剛がさんまの日々の行動を30ページのノートにまとめた「さんまの観察メモ」を初めて公開。メモの内容に関するトークが盛り上がるあまり、この年にはわずか9ページ分しか取り上げられなかったため、2020年以降の誕生日記念企画でも紹介を続けている(メモの朗読を毎日放送アナウンサーの福島暢啓が担当)。 2014年からは、毎日放送の現役アナウンサーの大半が一堂に会する「MBSアナウンサー(大集合)スペシャル」を、年に1 - 2回のペースで放送。当番組のアシスタントだった武川・松本がアナウンサー室の一員として随時登場しているほか、豊崎以降のアシスタントは、この企画へのゲスト出演を経て当番組へのレギュラー出演を始めている。また、アナウンサー時代に当番組のナレーターを務めた鈴木健太(2017年7月から東京支社PR部へ異動)も、2016年まで当企画にのみ顔出しで出演。2014年には、福島が当企画で「さんまに最もはまっていたアナウンサー」へ選ばれたことをきっかけに、「楽屋トーク」のゲストにも招かれた。2017年以降は、「実際どうなん!?」の特別企画として放送。第6代アシスタントの豊崎は、2018年度版の「実際どうなん!?MBSアナウンサー」後編への出演を最後に、当番組のレギュラーを卒業した[14]。 →詳細は「あどりぶランド § 放送終了後」を参照
過去のコーナーオープニング
オープニング着ぐるみ
なにをきくねん毎週さまざまなゲストを招き、さんま・アシスタントとトークをするコーナー。開始当初のコーナー名は「どいだけおんねん!」であった。1991年4月から本コーナー名に。 コーナーの冒頭では、観客がゲストをダンスで盛り上げるという演出があり、このダンスはタレントがスタジオ入りする前から練習する。そのダンスのBGMは、2011年6月6日放送分から、テレビアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のものを一部編集して使用していた。 観客が、自分が似ていると思っている有名人の名前を事前に書いたフリップ「お名前ボード」が現れ、それを見たさんまが気になる「有名人」を指名する。ゲストへの質問ではさんまに指名された観客は自身のエピソードを披露した後、事前に考えた質問をゲストに聞く。番組開始当初はお名前ボードの電飾がアトランダムに光り、ゲストがストップボタンを押して止まった観客が質問していたが、番組演出上事前に観客が質問を提出し、それをさんまが指名する形に改められた。 レギュラーのスタジオ企画としては23年目(2014年のリニューアル)で終了したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で番組全体の収録を一時休止していた2020年に、収録再開後初めての企画としておよそ6年振りに復活した。ただし、通常の収録で使用するMBS本社内のスタジオではなく、さんま、ショージ、中川家の剛・礼二が、5月18日に同局東京本社スタジオのラジオブース[注 13] へ集結。他の明石家メンバー(寛平、アインシュタインの河井・稲田)、収録の時点で現役(第7代)アシスタントの辻、公開収録への観覧に応募していた「お客さん」(一般視聴者の代表16名)は、各自の自宅からWi-Fi通信による中継(いわゆる「リモート方式」)で収録に参加した。このような事情から、中継の映像に「お名前ボード」を掲げた「お客さん」から、さんまが気になる人を指名した後に質疑応答を展開する方式で収録を進行。同月25日からの放送では、MBS東京支社内の楽屋で18日に別途収録された「楽屋トーク」(寛平が中継で出演)とのセット構成で、「復活!リモート収録で明石家メンバーになにをきくねん」というタイトルが付けられている[29][30]。6月以降も、「お客さん」を新たに募集したうえで、公開収録を再開できるまでの暫定措置としてリモート収録(隔週月曜日)と放送を継続。 2025年4月26日の放送では、ゲストに山田邦子と大西流星(なにわ男子)を迎え「明石家電視台35周年特別企画」と題してスタジオ収録としては11年ぶりに復活を果たし、当コーナーのスタジオ観覧募集も復活した[31]。 クイズ「なにをきくねん」とともに大黒柱となっている視聴者(番組では素人と呼んでいる)参加のクイズコーナー クイズタイトルの変遷
ルール
4人の解答者が登場。左からショージ、寛平、ジミー、素人の順。素人は2人1組で登場し、1人は解答者席、もう1人は司会者席に座る。ペアの組み方はカップル限定。クイズは全部で7問。その内、4問正解すれば東京ディズニーランド旅行が贈呈された。 4問不正解した時点で失格となるが、たまにさんまの裁量で敗者復活となるケースがあった。ランプルーレットで止まった解答者に1問1答形式のクイズを出題するのが中心。また、書き問題も1問出題され、書き問題では解答後にランプルーレットを行い、正解者のところにランプを止めればクリアとなる。後に早押しクイズも加わる。書き問題のときはカンニング防止のため、ジミーの席だけ両側につい立てが自動でセッティングされる。 解答者席には3桁のデジタル表示で、これまでの正解率が表示されていた(○割○分○厘)。その後、賞金獲得額の表示に変更(パネルで「00円」が付けられた)。ランプルーレットでの正解で1万円、早押しクイズでの正解で2500円獲得となる。
5人の解答者が登場。左からショージ、伴内(1996年4月以降は琢磨、同年10月以降は宮前)、寛平、ジミー(1996年4月以降は伴内、ゲストの場合もあり)、素人の順。素人は2人1組で登場し、1人は解答者席、もう1人は司会者席に座る。ペアの組み方はカップル限定のまま。 クイズは全部で7問。その内、4問正解すれば東京ディズニーランド旅行が贈呈された。これまで、1人しか付かなかったランプルーレットも、2 - 3人同時に選ばれるようになった。賞金も万単位でもらえるようになり、表示も「○0000円(○の所にデジタル表示される)」となった。ランプルーレットで選ばれると、その解答者席が1段分リフトアップする仕組みになっていた。
5人の解答者が登場。左からショージ、宮前、寛平、伴内/内山、素人の順。素人は2人1組で登場し、1人は解答者席、もう1人は司会者席に座る。素人は主に客席から選ばれた。クイズは全部で7問。初期は、1万円からスタートし、正解すると客席の賞金がキープされ、不正解だと1ランクダウン。後期は、0円からスタートし、正解すると1ランクアップし、不正解だと何もなし。ただし、7問目に関しては初期後期同じで、正解なら1ランクアップし、逆に不正解は1ランクダウン。最終的に残った賞金が客席50人に贈呈された。7問目はサイコロチャンスで、1、2、4、5、6、-3(マイナス3)の6面のサイコロを5人の解答者が振り、合計が15以上なればクリアとなる。ただし、途中からゾロ目チャンスが設定され、1 - 3人目で連続して同じ目を出せば、賞金ランクに関わらず、客席1人1万円の賞金が贈呈された。
5人の解答者が登場。左からショージ、宮前、寛平、伴内/トミーズ健/中田ボタン、素人の順。素人は2人1組で登場し、1人は解答者席、もう1人は司会者席に座る。素人は親子限定。クイズに正解すると賞金は1ランクアップ。不正解は何もなし。ただし、最終問題「サイコロチャンス」で失敗すると1ランクダウン。最終的に残った賞金が贈呈された。初回のみ、サイコロチャンスが失敗であったら、親子には賞金没収され、客席に没収分の賞金が贈呈されるというルールだったが、獲得賞金が少なすぎたため廃止になった。
5組の解答者が登場。左からショージ、準レギュラー1組目、寛平、準レギュラー2組目、素人の順。素人は2人1組で登場し、1人は解答者席、もう1人は司会者席に座る。ペアの組み方は親子、カップル、夫婦、友達・クラスメートなど自由。なお素人ペアは倍率十数倍程度のオーディションにより決定される。 各設問ごとに正解すれば賞金が贈呈される。
そして4問目(週によってはゲストコーナーの収録など、放送時間の問題でクイズが4問で打ち切りとなる場合がある。その場合は3問目)までの獲得賞金を元手に、最終問題の「ポーカーチャンス」で賞金の増額を目指す。ポーカーチャンスは言葉の穴埋め問題が出され、同じ解答を書いた解答者によってポーカーの役が作られれば、役に応じた倍率が賞金にかけ合わされ(例として、スリーカードなら6割増し(1.6倍))、その額が最終的な賞金額となる。4問正解の上でポーカーチャンスで全員が同じ答えを書いた場合(ファイブカード)、賞金は10万円の3倍で最高賞金30万円。
これまでレギュラー・準レギュラー・素人が一丸となってクイズに挑んでいた形式から、レギュラーで初めてとなる2チーム対抗形式になり、出題クイズも全て変更される。ショージチーム(緑色の解答席)と寛平チーム(橙色の解答席)の対抗戦。それぞれ奥から、チームリーダー(ショージ・寛平)、準レギュラー1組目、準レギュラー2組目、ビューティーペア(素人席)の順に座っている。コンビの準レギュラーは、それぞれのチームへ分かれる場合もあれば、2人で1席座る場合もある。また、「なにをきくねん」のゲストが引き続き、準レギュラー席に座ってクイズコーナーに参加したり、クイズコーナーのみのゲストが登場することもある。素人は2人1組(女性ペア限定)で、それぞれのチームに1組ずつ登場。素人は、2人で1席となる。全4問行い、合計ポイントの高かったチームの勝利。勝利チームの素人が、賞品を賭けたエンディングコーナーに挑戦できる。
「明石家クイズ女学院」の形式を引き継いでいるが、素人回答者のペアと、若手芸人コンビが参加する。ショージチーム(緑色の解答席)と寛平チーム(橙色の解答席)の対抗戦。それぞれ奥から、チームリーダー(ショージ・寛平)、準レギュラー1組目、準レギュラー2組目、ペア席(素人回答者もしくは若手芸人)の順に座っている。コンビの準レギュラーは、それぞれのチームへ分かれる場合もあれば、2人で1席座る場合もある。また、「なにをきくねん」のゲストが引き続き、準レギュラー席に座ってクイズコーナーに参加したり、クイズコーナーのみのゲストが登場することもある。全4問。1問ごとに、勝利チームのペアがシールを1枚選び(引き分けの場合は、両チームのペアが1枚ずつ選択)、シールをめくって出た金額が加算される。最後に、加算された賞金の獲得を賭けて、ルーレットチャンス(後述)に挑戦。賞金は最低は紫の1,000円、最高は赤の50,000円
基本的には、クイズ!パァちゃいまんねんペアでんねんと同じルールだが、各設問ごとに正解数に応じて、「痛快!明石家電視台クイズ」と書かれた賞金ボード(全部で12枚)のシールをめくることができ、めくって出た金額を獲得できる。最高金額は5万円。ただし、賞金のほとんどが1,000円で、中には賞金が半額になるシールが入っているため、以前より賞金が獲得しにくくなっている。司会者席頭上の得点ボードはデジタル表示(6桁(初期は100の位から1万の位までの3桁。そのため、半額により10の位に端数が出て賞金額が正しく表示されなかったことがある))される。 明石家クイズ女学院から続いていた2チーム対抗形式からクイズ!パァちゃいまんねんペアでんねんと同じく5組の解答者が登場し、クイズに挑戦する形式に戻った。解答者席は1番左がショージ、中央が寛平、1番右が素人[注 14]、残る2席には準レギュラーまたは「なにをきくねん」に登場したゲストが座る[注 15]。900回記念などの特番の場合は、ショージ、伴内、花子、雨上がり、中川家、準レギュラーまたはゲストを加えた合計6 - 7組の解答者が登場する。司会者席にもスペシャルゲストが座る。「女だらけのペンペンペアクイズ」の時はレギュラー解答者の横に女性芸能人が座る(ショージ&坂口杏里、寛平&重盛さと美など)。素人は2人1組で登場し、1人は解答者席、もう1人は司会者席に座る。司会者席には、さんまの所に電子ルーレットを作動させる青いボタン、素人の所にそれを止める赤いボタンが設置されている。これはアベッククイズの頃からである。 問題は全部で4問出題され、全てのクイズが終了した時点に残った金額が素人ペアの賞金となる。なお、特番は5問出題されるときがある。特番の場合は賞金が大幅にアップし、900回記念は最高10万円のシール、2010年の正月特番と20周年記念特番は最高20万円のシールが設定されていた。
明石家んドリーム ペンペンペアクイズ同様、1問ごとに正解者が出れば、賞金ボードのA・Bどちらかのシールをめくり、出た金額を獲得(賞金は、1,000円or10,000円で固定)。 解答者は6組に増え、レギュラーでも上下2段の解答者席に配置換えされた。配置は、下段左にショージ、下段中央に寛平、下段右に芸人コンビの準レギュラー、上段左に女性準レギュラー、上段中にクイズコーナーのみの芸人ゲスト[注 16]、上段右に素人(ただし、なにをきくねんのゲストがクイズコーナーにも参加する場合は、ショージ・寛平・素人以外の3席の配置が変動することもある)。 問題は週替りのクイズ形式が廃され、原則最新の時事や流行に関する一問一答式の問題で、ランキングや時事川柳の穴埋め、変わり種グッズの用途を当てるなどが出題される。 問題は早押し問題2問(初期3問)、全員解答のフリップ問題2問、倍増チャンスの計5問(初期6問)出題され、全てのクイズが終了した時点に残った金額が素人ペアの賞金となる。賞金は最高42万円(初期6問制では45万円)。
クイズ(最終形)
クイズコーナーの前半で実施。問題パターンに関わらず、必ず第1問目に寛平が3回ボケ解答をするのは、「クイズ早押しイラスト大辞典」から継続。音楽が流れると残り30秒となり、音楽が終わるとクイズは終了となる。時間内に正解者が出れば、賞金ボードをめくることができる。
クイズコーナーの後半で実施(スタジオでは、チャイムが鳴ってフリップ問題への切り替わりを知らせる)。1問ごとに正解者の人数×賞金ボードの金額を獲得できる為、最高で6組正解×1万円=6万円を獲得できる。
会場の客50人に聞いたアンケートの上位5項目を当てる。解答は、1組につき1回。出た正解の個数に応じて、最終的な賞金が決定。 開始当初
現行
過去に出題されたクイズ
オープニングクイズ。会場の客50人に描いてもらった絵の中から事前に5つを選び、それらのタイトルを全て当てる。週によって、テーマ別のもの(早押し展覧会クイズ)と、指定した頭文字から始まるタイトルのもの(クイズ早押しイラスト大辞典)とがある。なお、同クイズの最初は寛平が3回ボケ解答をするため、他の解答者は解答権を譲るという暗黙の了解があった。素人を除く他の解答者もすぐには正解を狙いにいかず、前半はボケ解答が飛び交う(素人もボケ解答を行なう事があるが、天然ボケに起因するものであることが多い)。寛平降板後は、花子が役割を受け継いだ。2011年2月28日放送分から、寛平が復帰した(この回は花子の出演はなし)。また、花子がいない場合はさんまが指定する。ただし、花子がいる場合にも稀にボケ解答終了後に他の解答者を指定して答えされることもある。音楽が流れると残り30秒となり、音楽が終わるとクイズは終了となる。すべて正解すれば、賞金ボードを2枚めくることができる。
必ず2問目に出題される。素人解答者からショージ(右から左)の順番に1人ずつ、7か所に区切られた写真フリップの隠しシールから1か所を選択。そしてクイズ(基本的に1問1答形式)に答え、正解なら選んだ場所のシールがめくられる。5人への出題が終わったら司会者席の素人が、見えている部分から推測して、誰の顔写真かを当てる。過去にシール1枚も開かなかった最悪のケースが何度かあり、奇跡的に正解するケースも僅かながらあったものの、大抵は不正解に。その場合写真フリップは翌週使い回しとなる。解答者に出される問題とルールについては「アタック6/アタック3」と同様。
アタック7のリニューアル版。6つのジャンルの問題の中から解答者が選択し、その問題に解答する。1つだけお客さん出題による問題がある。それを選ぶとチャイムが鳴り、ショージ「誰か来た!」さんま「今、本番中やねん!!」とボケることがある。基本的に解答できる回数は、さんまの裁量に託される。さんまが「ダメ!!」と言うまで解答を続ける事ができるが、「ダメ!!」と言った時点で不正解になる。また、さんまの気分や解答者の相手によって早く不正解にしたり、オマケで正解にすることがある。さんまからヒントをもらうとさんまに解答回数を設定されてしまい、1 - 3回しかない。正解1問につき、賞金ボードを1枚めくることができる。アタック6では解答者5組全員が答えた。アタック3に変更後、ルーレットで選ばれた3人だけに解答権が与えられる。そのため、賞金ボードの獲得数が最高5枚から3枚に減った。
ルーレットで止まった2組の出演者が、100秒以内に漫才をしながら隠された5つのキーワードのうち3つ全部言えばクリアとなる。2009年から復活。チャンスは2回で、クリア1回につき、賞金ボードを1枚めくることができる。制限時間が残り15秒前になると、音楽が流れると同時に画面右下に残り秒数をカウントするテロップが表示される。残り秒数が「0」になるとブザーが鳴り、失格となる。このコーナーだけ素人にランプが止まりにくく、レギュラー出演者だけの参加が多い。
まず解答者5人は、質問に対して解答を記入。そのうちルーレットで指定された解答者1名は3択のクイズに作り変え(当たらなかった4名はそのまま発表)、司会者席の素人がその3択に正解すればクリアとなり、賞金ボードを2枚めくることができる。2009年から復活。
会場のお客さん50人にアンケート調査し、解答者は「イエス」と答えるお客さんの人数が3人以下になるような質問を考える。司会者席にいる素人が5組の解答者が考えた質問を選び、アンケート結果が3人以内になれば成功。ただし4人以上の場合はもちろん、0人になっても失敗となる。もともとは「サイコロクエスチョン!」という、1 - 6のサイコロの出目の人数以下になるような質問を考える形式だったが、「アンケートクイズ!5人までよ」に変更。しかし、成功率が100%であったため、難易度を上げるためにこのルールに変更された。チャンスは2回で、1回でもクリアすれば賞金ボードを2枚めくることができる。
解答者5人に質問を出題、正直に「YES」か「NO」で答える。司会者席にいる素人は「YES」が何人いるかを予想し、的中すればクリアとなる。チャンスは2回で、1回でもクリアすれば賞金ボードを2枚めくることができる。2010年5月10日の放送で初登場。
会場のお客さん50人に事前にレギュラー解答者に対し、テーマについてアンケート調査を行っており、司会者席にいる素人は1位が誰かを予想し、的中すればクリアとなる(ただし、素人解答者は除く)。なお、解答発表直前にはシンキングタイムが設けられ、各解答者は1位が誰かを参考意見として予想することができる。
ルーレットで止まった2組が、それぞれ出題側と解答側に分かれ、出題側が出したヒントを基に解答側が答える(ルーレットで止まった2組は前に出る)。予め抽選によって問題のテーマが決められており、それに沿ってヒントを出していく。例えば「テーマ:英単語」の場合は、出題側が英単語を読み上げ、解答側はその英単語の意味を答える。チャンスは2回、制限時間90秒で5問正解すれば賞金ボードを1枚めくることができる。分からないときは何回でもパスできる。成功率は極めて低い。残り秒数をカウントするテロップが表示される。残り秒数が「0」になるとブザーが鳴り、失格となる。過去に1度だけ出題者2人と解答者1人で挑戦する「トリオでバラエティヒント」があった。2010年8月30日の生放送では、ヒントを出す側が4人でリレー形式となっていた。
ルーレットで止まった出演者は、決められたセリフを3つのシチュエーションの中から選びフリップに番号を書き、当たらなかった4名が演技した後演技、それがどのシチュエーションであるかを司会者席の素人が正解すればクリアとなり、賞金ボードを2枚めくることができる。山田花子などが、自分の持ちギャグやコントを演技中に交えることがある。
解答者に簡単な常識クイズを出題、司会者席の素人が正解した人数を当てることができればクリアとなる。チャンスは2回。「ペアでんねん」では1回でも的中すればクリア。「ペアクイズ」では正解数的中1問につき、賞金ボードを1枚めくることができる。2009年12月7日放送で、正解は「ビッグバン」であるところを素人解答者が「ビックバン」と書いたが、松本アナの判断により正解となった。そのため、さんまから予想人数である1人だけが「ビッグバン」と書いて正解していた場合どうなるか聞かれたが、松本アナの独断で失敗となるとされた。また、2問目でも正解が「ミジンコ」であるところを、木下がギャル語の癖で「ミヂンコ」と書き、結局、さんまがショージの表情でボケたと判断し、木下を正解扱いに。結果ショージが不正解であったため、正解者数が的中しクリアとなった。
解答者は、歌詞だけが書かれたフリップを見て正しいメロディで歌えば正解。2009年から復活。制限時間内に、ショージから素人まで順番にチャレンジして、5人全員正解すればクリアとなるというルールだったが、ショージが苦手としてほとんど他の解答者に回らなかったため、素人からに変更された。パスして別の歌詞に差し替えることも可能。解答権は正解するまで次の人に移らない。クリアすれば賞金ボードを2枚めくることができる。制限時間が残り15秒前になると、音楽が流れると同時に残り秒数をカウントするテロップが表示される。残り秒数が「0」になるとブザーが鳴り、失格となる。パスの制限はないが、以前は1回(寛平のみ苦手なために2回)しか許されなかった。
1人ずつ口頭で答えていき、2 - 5位の項目を全て当てるクイズ。2009年から復活。ショージから始まり、素人で折り返して都合9回の間に全て当てられればクリアで、賞金ボードを2枚めくることができる。だが、1位の項目を答えてしまうと、解答権が残っていようが、即失敗となる。
ゲスト解答者やなにをきくねんのゲストなどのエピソードの穴埋めクイズ。まず、エピソード2つが発表され、その後問題のエピソードが発表され、早押しで解答。まず、エピソード2つが発表され、その後問題のエピソードが発表され、早押しで解答。正解すると賞金ボードを2枚めくることができる。エピソード2つを発表後、問題のエピソードを当てるという形式は、2004年 - 2005年ごろに行われた「ハッピーバースディ(人名)さんクイズ」と同じである。
観客50人に対して事前にアンケートを行い、その上位5項目を全て当てるクイズ。
素人がルーレットで止めた3人の解答者の共通点が一致すれば正解。
カラオケのイントロが流れ、分かったら解答者が早押しで歌を歌うクイズ。歌詞を1文字でも間違えたり、歌い出しに入って誰も歌わない場合は不正解となる。全部で5問出題され、3問正解でクリアとなる。現在行われている「歌詞を見て歌いましょう」と同じく、寛平は大変このクイズが苦手である。
リーダーに指名された解答者が前に出て戦う、1対1の早押しクイズ。3問出題され、勝利した分だけパネルをめくることができる。正解が出るまで解答を続ける。このクイズでは、不正解時のブザーは鳴らさない。
対抗戦の場合は、1チームずつ挑戦。ルーレットで止まった2組が、それぞれ出題側と解答側に分かれ、出題側が出したヒントを基に解答側が答える。制限時間60秒で、対抗戦の場合は1問正解につき10ポイント。予め抽選によって問題のテーマが決められており、それに沿ってヒントを出していく。例えば「テーマ:英単語」の場合は、出題側が英単語を読み上げ、解答側はその英単語の意味を答える。
必ず4問目となっている。8席全員参加の早押しクイズ。1問正解につき10ポイント。一度目のチャイムが鳴ると、そこから1 - 2問は「イントロクイズ」(イントロを聴いて曲名を当てる)になる。二度目のチャイムは、問題がラスト3問になった合図。ラスト3問は、1問正解につき20ポイント獲得になる。問題出題のナレーションは、上田崇順アナウンサーが担当(ただし、大八木友之や大月勇など、他のアナウンサーが担当する場合もある)。 この他にもジェスチャークイズ、誕生日クイズなど週代わりでさまざまなクイズが登場している。
最終問題。それまでに賞金の獲得がない場合は、省略される(現在も同様)。毎回ある設問に対する解答を行い、ポーカーの要領で賞金が割増される。全員一致だと3倍となる。
賞金1万円でノーペアが出た場合は賞金は0。4問目で終了となる週は第4問にポーカーチャンスが行われる。 ポーカーチャンスでは、ショージが解答でボケるのがお約束[32]で、番組視聴者だった京唄子からショージが怒られているとネタにしていた。
2005年7月25日放送分のみ出題。答えが5つある問題を出題。5組の解答者が1つずつ答えて、解答が被らなければ賞金がアップする。
最終問題。それまでに賞金の獲得がない場合は、省略される。毎回ある設問に対する解答を行い、司会者席にいる素人と答えが一致した人数に応じて獲得できる賞金が決定される(運が本当に良ければ30万円以上獲得できる可能性もある)。素人ペアの的中率が高く、素人ペアの解答発表の際にさんまがそのことに触れることがある。ただし、全く違う答えを書いており、それに触れたことがネタ振りになっている場合もある。過去に行われたポーカーチャンス同様、ショージが空気を読まず敢えて解答を外すことが多いため、たまに答えが一致した場合さんまから珍しがられることがある。
みんなで合わせろ!賞金倍増チャンスと同じルールだが、スペシャルゲストと解答者の答えが一致すると賞金が2倍に、外れてしまうと賞金が半額になっていく。全員一致で賞金が128倍(6人制は64倍)になり、1,000万円を超えてしまう場合がある。しかし、ショージが解答を外す上に、過半数以上の人数が一致しないと賞金がアップしないため、賞金倍増チャンスより難易度が高い。 6人制
7人制
2010年8月30日の生放送の第4問目で出題。スペシャルゲスト爆笑問題のどちらかと一致すれば人数に応じて賞金ボードをめくることができる。ただし、さんまが太田光の解答を見てこれは当たらないと判断したため、急遽太田と一致した場合のみ一人につき2枚めくることができるというルールに変更された。 エンディング2009年以降はエンディングコーナーを廃止しており、クイズの後、すぐにエンディングで番組終了となる。 過去のエンディングコーナー
観客50人が顎置きに顎を置いて円状に並び、中心に当選者を指す手のひらと後ろにお尻が付いた自転車があり、レギュラー出演者が何らかのコスプレ(被り物)をして毎回持ち回りで自転車の漕ぎ手を務める。さんまの笛の合図で漕ぎ手がペダルを漕いで回転がスタート、そしてもう1回笛を吹いて漕ぎ手が漕ぐのを止めてスピードダウン、回転が止まった時に手のひらに挟まった観客がハワイ旅行獲得(観客2人に手のひらが掛かっているなど判定しづらい微妙な場合、スタッフやアシスタントの判断で手のひらを当選者の顔に合わせる)。また毎回手のひらの反対側にいる数人が「お前は屁じゃ」の合図でお尻から煙が出て白粉(龍角散)をかぶる。その後「おまえらは屁ぇじゃ」と改められ、手のひらでとまった観客にはプラスチック製の「屁バリア」が被せられ、それ以外の観客全員がミニタコから粉を浴びる方法になった。なおこの時期に試験的に数回だけであったが、手のひらの両端5名ずつほどが白粉ではなく茶粉(きな粉)をかぶり、番組特製の記念品がもらえたことがあった。ハワイ旅行を獲得した観客の中には、隣に座っていた友人のアシストによって旅行を獲得した者もいた。その観客は後日、『クイズ悪魔のささやき』に出場し、自分の為に粉まみれの犠牲を被ってくれた友人の分の旅行代金獲得に挑んだが、失敗に終わる。
回転パチパチパンチの発展的継承。自転車は鶴に見立てられており、その鶴の両手部分に挟まった客1名にハワイ旅行が当たる(この時に小さなくす玉が割れて「ハワイ旅行プレゼント」と書かれた垂れ幕が出た)。逆に両手の後ろにある白い風船3つのゾーンに当たった場合はさんまとアシスタントの「4、5人だけ、ワァオワァオ!」コール後で風船が割られ、粉が4,5人に散る。さんまと武川アナ(大桃)になるべく粉にかからないように風船ゾーンは逆、もしくはそこから離れた場所に止まることが多い。なお、両コーナーのコスプレキャラは、その漕ぎ手を務める出演者のクイズの珍回答から決まる事が多かった。2000年7月からテーマ曲が変更。BGMはネッケの「クシコスポスト」のアレンジ版をコナミの『実況おしゃべりパロディウス』(ステージ2・学校)から使用されていた。
フリースローに成功すると、会場の客にボールペン2本がプレゼントされる。毎週投げ手は週代わり不定期(持ち回り)で、特に寛平(成功率は低い)かショージが投げることが多い。
クイズコーナーに出演した素人ペアが(クイズの賞金とは別に)バリ島旅行をかけたサイコロに挑戦する。毎回素人ペア(どちらか1名)とダイスマン(レギュラー出演者持ち回り)がそれぞれ1回ずつサイコロを振り、その出目の合計で、バリ島獲得者が決まる。合計の出目が7以上だと素人ペアが、6以下の場合は当日スタジオ見学に来た観客の中から抽選で1人を選んでバリ島を獲得できる。
すくい手(レギュラー出演者がコスプレで登場。内容は先週のパァペアでの珍解答を元にしたものが多い。)がパチンコ玉を2回すくって集計機に入れる。合計が1,000玉になるようにするというゲーム。当初は、1,000玉丁度でレギュラー出演者、999玉以下だとクイズ出場の素人ペア、1001玉以上ならスタジオ見学者から抽選で1人にそれぞれバリ島がプレゼントされたが、2005年10月3日の放映分はそのコーナーの収録は行われ、すくい手の仮装も放映されたものの、直前の10月1日にバリ島で起きた爆破テロ事件の被害を考慮し、ゲーム部分は急遽カットされ、その部分は当日のゲストである松本莉緒・国生さゆり(ドラマ30「デザイナー」番宣のための出演)のトークを穴埋めとして放送した。また、それ以降は同年10月10日、10月17日のゲーム結果もカットされた。2005年10月24日からルール変更。999玉・1,000玉・1,001玉(つまり±1)なら客席に旅行券5万円分がプレゼントされる。これと同時期に、パチンコ玉を入れる容器が小さいものに変更されている。2006年8月の1か月間は「サマーバーゲン」として、990玉 - 1010玉(つまり±10)なら客席に旅行券5万円分がプレゼントされ、失敗しても明石家電視台特製ボールペンがプレゼントされる特別ルールとなっていた。2006年11月6日放送で、小野陶子アナが番組を卒業するということで、これも990玉 - 1010玉(つまり±10)なら客席に旅行券5万円分がプレゼントされる特別ルールを実施、小野陶子アナ自らすくい手をし、2回合計で991玉となり、客席に旅行券5万円分がプレゼントされた。
クイズコーナーがリニューアルしたことに伴い登場。ディーラー(レギュラー出演者がコスプレで登場)がルーレットに玉を投げ入れ、玉が入った穴の賞品を、クイズ勝利チームの素人ペアが獲得。賞品は沖縄旅行(初期は旅行券10万円)、抱きまくら、USJスタジオ入場パス、アクセサリー、グレープフルーツ1箱等。賞品を何も貰えない「ハズレ」も含まれている。ただし、ハズレは沖縄旅行の両サイド1マスずつのみ。
間寛平が世界一周にチャレンジすることを記念し、過去のかぶりものを着た寬平がディーラーとして登場。先のクイズコーナーで獲得した賞金の多いチームのペアが、ピンクとブルーのどちらかに賭け、少ないチームはその反対側に賭ける。賭けたエリアにボールが入ったチームが賞金を獲得できる。ただしハズレも存在し、その場合はどちらも賞金を獲得できずその代わりにネズミ抱き枕が獲得できる。 その他のコーナーいずれも、豊崎がアシスタントを務めていた時期のスタジオ収録企画。アシスタント最終盤の2018年からは、「実際どうなん!?」に事実上集約している。
さんまや明石家メンバーが、スタジオに招いたゲストや、スタジオ観覧者の愚痴を聞きながらトークを展開するコーナー。柏木宏之アナウンサーがナレーション、アシスタントの豊崎が「こぼしちゃってもかまへんで」というタイトルコールを担当する。観覧者は、収録前に自身の愚痴をメモを記してから、番組スタッフへ提出。さんまのイラストを描いた等身大の箱(通称「グチ吐きマシーン」)にメモを入れたうえで、豊崎が「マシーン」からメモを取り出すことによって、さんまが該当する観覧者を指名するようになっていた。このプロセスを経て愚痴が採用された観覧者には、さんまと豊崎の合議によって、番組グッズを進呈した。
タイトル名は吉本総合芸能学院(NSC)のパロディで、放送上は、「なにわのグッチコーナー」を編成する回の後半に編成。ゲストである後輩芸人の方向性・お笑いについて明石家メンバーと相談したうえで、「校長」に扮したさんまが、今後の進路に関するキーワードを手書きのフリップで提示した。アシスタントの豊崎は、当企画のみ伊達眼鏡を掛けながら、「教育実習生」という肩書で進行していた。
後述する従来の明石家クイズと同様の問題に正解するか、正解以外の答えでも、「ナイスな答え」としてさんまから「いいね」を貰えれば1ポイント。合計ポイントによって、スタジオ観覧者から抽選で1人に、「いい~」と銘打ったプレゼントを進呈した。プレゼントについては、0ポイントを起点に、一定のポイント単位[注 17] で5つのランク(「いい根」「いい水」「いい米」「いい肉」「いい湯」)を設定。ポイントの総数が最高ランクの「いい湯」を獲得する条件[注 18] に達した場合には、有馬温泉の旅館ペア宿泊券を進呈する。スタジオセットには5枠分の解答者席を設けるとともに、1枠のショージ、3枠の寛平を固定。ゲストがクイズに参加する場合には、男性ゲストを2枠、女性ゲストを4枠、芸人を5枠に入れる関係で明石家メンバーの枠を変えていた。
明石家メンバーやさんまに関わる人々(芸能人、アナウンサー、スタッフなど)による質問(さんまに対して気になること)を、明石家メンバーやアシスタントの豊崎が、控室でさんまに投げ掛けるコーナー。タイトル名はYahoo!知恵袋のパロディで、視聴者からの質問も公式サイトで募集していた。
さんまとの接点がない(または薄い)複数の著名人がゲストで出演。さんまとの関わりを深めるべく、インパクトの強いエピソードや特技などを、さんまや明石家メンバーの前で披露した。「MBSアナウンサー(大集合)スペシャル」も、2016年までは、この企画の一環として放送されていた。 以上の企画はいずれも、2016年9月のリニューアルまで週替わりで放送。
政治から芸能までにわたる直近1ヶ月間のニュースを題材に、そのニュースにまつわる問題(「夫の不倫について妻が謝罪する」「子どもにスマートフォンを持たせる」など)について、さんまと50人のスタジオ観覧者を中心に「あかん("No"という意味の関西弁)」か「かまへん("Yes"という意味の関西弁)」を判断する企画。2016年10月10日から2017年3月7日まで、月に1回のペースで放送されていた。 スタジオ観覧者が赤色のボード(Yes)か青色のボード(No)を掲げることで自身の見解を示したり、「特集コーナー」という名目で、「寛平&ショージの行列グルメ 並んできましてん!」(寬平とショージがリポーターとして「行列の出来る人気店」を取材するロケ企画)[注 19] を後半に編成したりすることが特徴。当企画を始める前にも、芸能スキャンダルから時事問題までの幅広い話題をさんまに語らせるワイドショー風の企画を、「明石家ワイドショー」「明石家24」とのタイトルで放送したことがある。 企画名に「NEWS」を冠している関係で、この企画を放送する場合には、さんまに「キャスター」という肩書が付く。また、宇治原史規(ロザン)が「サブキャスター」として特別に参加するほか、菅広文(ロザン)、玉井詩織(ももいろクローバーZ)、ミッツ・マングローブ、長谷川まさ子など、複数の著名人・文化人・芸能リポーターがパネラーとして出演。豊崎は、スタジオパートの進行と、「寛平&ショージの行列グルメ」のVTRナレーションに専念した。なお、寬平とショージは、「行列グルメ」のパートにのみリポーターとしてスタジオへ登場していた。
2016年10月24日から放送。収録日の数ヶ月前に報じられた芸能ニュースやB級ニュースの張本人をスタジオに招いたうえで、さんまや明石家メンバーを前に、ニュースの真相や裏話を披露させる。発端になった記事の紹介を豊崎、進行を雨上がり決死隊の蛍原(または中川家礼二)と豊崎が担当。「張本人が記事の真相を説明する」というコンセプトで構成しているため、芸能人・著名人以外の人物が「張本人」として登場することもある。 2017年2月20日の当企画では、元プロボクサーで世界3階級制覇王者だった長谷川穂積が、妻と共に「張本人」としてスタジオに出演。前年末に長谷川が現役を引退してから初めて、バラエティ番組での夫婦共演が実現した。その一方で、以下のように、レギュラー出演者の一部が「張本人」として自身に関するニュースの真相や裏話を「説明」することもある。
当コーナー開始前の2016年7月4日には「明石家さんま 生誕61周年 緊急記者会見」、同月11日・8月1日には、「どこまで聞くねん!明石家記者会見」という企画を放送。さんまや直近にスキャンダルが報じられた芸人(7月11日放送分:アンジャッシュ、8月1日放送分:サバンナ)に対して、(現役の芸能リポーターかリポーターに扮した芸人1人を含む)50人のスタジオ観覧者が、メモを見ながら記者会見風に次々と際どい質問を浴びせ掛けていた。当企画では、このような趣向を取らず、明石家メンバーと「張本人」による質疑応答に終始している。
MBSの放送対象地域である関西地方の在住者(関西人)への街頭インタビューに基づくランキングクイズ企画で、2017年4月17日から放送を開始。テーマや回答の対象者(「デート中のカップル」「おじいちゃん」「おばあちゃん」など)を共通させた街頭インタビューで多かった回答をまとめたベスト5形式のランキングのうち、ただ1つ伏せられた順位の回答を、明石家メンバーやスタジオゲストに予想させていた。 1回の放送につき、上記のクイズを4問程度出題。伏せられる順位は、クイズごとに異なっていた。また、予想が的中した場合には、スタジオ観覧者に賞金を進呈した。 アシスタントの豊崎が、クイズの出題と進行を担当。出題の後に、豊崎以外の出演者からの予想をさんまが1つの回答にまとめたうえで、正解のVTRを流す。当初は、全問ノーヒントで出題していた。2017年秋頃からは、さんまからのリクエストに応じて、豊崎が「特別ヒント」(回答から連想するイメージ)を披露することがあ った。 ちなみに、2017年の初頭には、上記の企画と同じ趣旨で「なにわイメージランキング おれなんい?」(明石家メンバーや東京を中心に活動するスタジオゲストの関西地方におけるイメージ調査に基づくランキングクイズ)[注 20] を数回放送。『痛快!明石家電視台スペシャル 実際どうなん!? 大阪のテレビ』では、東京と大阪の視聴者の意識の違いを比較する企画として、「イメージランキング」を組み込んでいた。
さんまとショージが当番組の収録中に、関西地方と縁の深い共演者からしばしば「仲ええなあ」(「仲が良いなぁ」という意味の関西弁)とツッコミを入れられることに由来した企画で、2017年12月4日から放送を開始。毎回2組の芸能人が、著名人以外の親友をスタジオに招きながら、仲の良さや親しくなったきっかけなどを語り合った。 さんまとショージが、お互いに学ラン姿で収録へ臨むことが特徴。第1回では、ゲストのハイヒール・モモコに加えて、明石家メンバーの重盛も学生時代からの親友を紹介した。 ちなみに、2016年9月のリニューアルまでは、同種の企画として「明石家友の会」を放送。さんまと関わりのある師匠・先輩・後輩タレントをゲストに迎えたうえで、さんまの過去をテーマに、明石家メンバーとトークを展開していた。
ある著名人(ゲスト)と「ゲストの熱烈なファン」を自認する視聴者(ファン代表)数名を揃ってスタジオに迎えたうえで、熱烈なファンだからこそ知るゲストのエピソードを披露する企画。キャイ~ンとファン代表が出演した2018年4月16日放送分から、定期的に実施されていた。ゲストによっては、「実際どうなん!?」とのコラボレーション企画として放送されることがあった。 明石家定食クイズコーナーでは、番組レギュラー陣のいわゆる「お約束」のセリフ・やりとりがあちこちに存在する。2008年の途中からこれを『(明石家)定食』と呼ぶようになった。 『定食』という呼称が使われ始めたのは、2008年に当時の明石家ファミリー全員と松本麻衣子(当時のアシスタント)が参加した沖縄ロケで、中川家の礼二が「特定のパターンのギャグを毎日一生懸命作っている」というニュアンスで他のファミリーを「定食屋」と呼んでいたことがきっかけとされている。このロケを境に、明石家ファミリーへ新たに加わった出演者(アキナやアインシュタインなど)にも、出演期間中にオリジナルの『定食』を少なくとも1個作らせることが暗黙のルールと化している。 当番組に限らず、さんまが司会を務めるレギュラー番組では、他のレギュラー陣のコンビネーションから数多くのギャグやパターンが生まれている。そのため、以下に挙げる『定食』は、当番組における代表例に過ぎない。また、『定食』に該当するギャグの一部は、レギュラー企画のサブタイトルにも組み込まれている。
毎日放送における月曜深夜放送分の最終回(2022年9月19日)では、放送枠を土曜日の午後へ移す「引っ越し」を前に、およそ100個にわたる『明石家定食』から代表的なギャグを改めて振り返る特別企画を放送。『明石家定食』という名称が初めて付いた2008年の沖縄ロケ以前にも、伴内と中川家礼二が『定食』に相当するギャグやフレーズを頻繁に披露していた歴史を踏まえて、『定食』が生まれた時期から2007年以前を「紀元前」・2008年以降を「紀元後」と定義していた。その一方で、一部の『定食』(総計6個)については、「荷物整理」(明石家ファミリー内での話し合い)の末に「引っ越し先へ持って行かない」(同年10月以降の土曜放送向けの収録で披露しない)ことが決まった[2]。 特別番組
スタッフ
過去のスタッフ
ネット局[字]は、字幕放送実施。
過去のネット局※本放送は終了しているものの、不定期で放送したり、スペシャル番組をネットする場合もある。
インターネット配信最新回配信は毎日放送の放送日基準のため、遅れネット局ではインターネット配信開始が放送より先行する。
脚注注釈
出典
外部リンク
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