ルノーのF1における成績一覧この一覧は、かつてF1世界選手権にフルワークスチームとして参戦していたルノーのコンストラクターとしての成績一覧である。 第1期(ルノー・スポール)1977年、ルノーのモータースポーツ部門「ルノー・スポール」により、F1では初めてターボエンジンを搭載したマシンで参戦を開始し、1985年まで活動した。エンジンが自然吸気のみとなった1989年からエンジンサプライヤーとしてF1に復帰し、1997年まで活動したが、チームとしての活動は行っていない。 1970年代(key)
1980年代(key)
第2期(ルノーF1チーム)2000年にベネトンを買収し、翌2001年に同チームへのエンジン供給を経て、2002年から「ルノーF1チーム」の名称でフルワークス活動を再開した。2005年と2006年にダブルタイトルを獲得したが、その後はレッドブルへエンジンの供給を始める一方、チームは不振に陥り、エンジンサプライヤーに専念するため2010年をもってチームをジニー・キャピタルとグループ・ロータスに売却し、チーム名を「ロータス・ルノーGP」と改め、国籍も活動拠点のイギリスに変更した。なお、コンストラクター名称は「ルノー」のままではあったが、ワークス待遇をレッドブルに変えたためカスタマー待遇となっている。翌2012年からチーム名を「ロータスF1チーム」、コンストラクター名も「ロータス」に変更されたため、コンストラクターとしてのルノーは一旦消滅した。 ワークス活動再開~2年連続ダブルタイトル(2002年 - 2006年)(key)
低迷期突入~チーム売却(2007年 - 2011年)(key)
第3期(ルノー・スポールF1)2011年に「ルノー・スポールF1」を発足し、レッドブルなどのチームにエンジンを供給するエンジンサプライヤーに専念した。しかし、パワーユニット(以下PU)が導入された2014年以降はメルセデスをはじめとしたライバルメーカーの後塵を拝し、それに伴いレッドブルとの関係は悪化の一途をたどり、これとは別にかつてのフルワークスチームであったロータスが深刻な資金難に陥ったことで買収に動き、2016年から「ルノー・スポール・フォーミュラワン・チーム」としてフルワークス活動を再開した。しかし、不振からは脱却できず、2020年までの5年間で1勝も挙げられないまま「ルノー・スポールF1」を含めたルノーのモータースポーツ活動は傘下のアルピーヌに移管され、2021年から「アルピーヌF1チーム」の名でF1に参戦している。ルノーは同チームへのPU製造者としてその名を残したが、2025年をもってPUの製造も終了する。 2016年 - 2020年(key)
脚注注釈出典参考文献関連項目 |
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