ニュー・サウンズ・イン・ブラス
「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」(New Sounds in Brass)は、さまざまな楽曲を吹奏楽に編曲した、日本の楽譜およびレコード、CDのシリーズである。 楽譜およびレコード、CDが49集と、特別企画としてCD7枚が発売されている。楽譜はヤマハミュージックメディア(販売終了後はいくつかの楽曲がデ・ハスケなど国内外の出版社)から、レコードやCDの音源はEMIミュージック・ジャパン(1972年の第1集はCBSソニー、2024年の第49集は株式会社フロレスタン)から発売されている。音源の収録に際しては第26集・第39集を除き岩井直溥が指揮をしており、2014年の岩井直溥の没後の第43集からは天野正道が指揮をとっている。演奏は第4集以降は東京佼成ウインドオーケストラが、第44集では初めてシエナ・ウインド・オーケストラが担当した。また、ゲストとして猪俣猛、そうる透、オリタノボッタ、数原晋、エリック・ミヤシロ、中川英二郎らが演奏に参加している。 数多く作編曲を手がけた岩井直溥の他に、真島俊夫、星出尚志、森田一浩、天野正道、鈴木英史らが編曲を手掛けている。久石譲、浦田健次郎、小野崎孝輔、東海林修、佐橋俊彦、横内章次、宮川彬良も編曲を手掛けたことがあった。 「アフリカン・シンフォニー」「オーメンズ・オブ・ラヴ」「宝島」など、このシリーズによる演奏・楽譜により吹奏楽の人気曲となったものも数多い。 1972年の第1集発行以後1976年を除き毎年リリースされ続けたが、新型コロナウイルス感染症拡大によって演奏活動が制限されたことをきっかけに、2020年の第48集の発売をもって新譜の制作、発売が中止されていた。2023年に東京佼成ウインドオーケストラの主導で再開に向けてのプロジェクトが立ち上がり[1]、クラウドファンディングの成立によって2024年に新たにCD制作と楽譜の出版が行われた[2]。 歴史
収録曲
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
派生企画
外部リンク脚注 |
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